I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★第36話★愛しています

殿たまをなじりまくり、荒れ放題の私。

前向きに頑張ってきたけど、何かが切れてました。

 

そんな時、さらにプツッと切れるものを目にします。

SNSで見る、彼と、彼のそばにぴったりくっついている人の写真でした。

この人物は、のちの重要人物です。

ザワッとしました。

 

見えない世界の現象は、毎日毎日、

魂のまぐわいがあるのです。

見える世界は、別の女性と公に発信されている。

何かが燃え上がってきました。

 

「あれが答え?」と殿たまに言いました。

すぐに「違う」と返ってくる。

 

そんなの信じられるか!そう強く思いました。

だって見えてる世界はあれで、

自分の先が見えずに、私は歳をとっておばあちゃんになるまで、この状態かもしれない。

殿にも姫にも、私を離してもらえないかもしれない!

抗らえないような流れでこの状態になって!

普通に家族が欲しいのに!

ひとりぼっちは嫌だ。

ひとりぼっちは嫌だ。

 

誰がなんと言おうと、もうこんなものから、降りてしまおうと思いました。

こんな意味のわからないものに付き合って、私の人生めちゃくちゃだ!!

もうやだ。もういやだ!

普通に生きるんだ!

 

するとどんどん体にエネルギーが充満してきます。

左腕が痛い。ジンジンジンジン痛い。

…痛い。

姫だ、と思いました。

引越しの時とおんなじだ。

止めたって無駄よ!私は降りるんだ!

別の人で叶うならそれでいいもの。

私には他にも、ソウルメイトはいるって聞いてるもん!!

 

振り切るように、そう強く思うと、

今度は殿たまが

「愛している」と言ってくる。

「じゃあ証明してよ」

言葉だけじゃなくて、エネルギーだけじゃなくて、目に見える形で証明してよ!

そう感情が吹き荒れて、嵐に飲み込まれていきました。

 

私はこの時、自分の念の力で本当にエネルギーの繋がりを切ろうとしました。

抵抗があったけど、

ぶっつり切ってやろうと、力を込めました。

念は力になります。

私は光も闇も、どちらも使えると思っています。

 

すると頭の中に「愛している」と声が響くのです。

「うるさい!」

そう言いました。聞きたくなかったのです。

 

「愛している 愛している 愛している」

 

ずっと頭に響きます。

「愛しています」と。

電車に乗っても、仕事をしてても。

その声は、私のハートに響いてくるのです。

 

「うるさい!うるさい!!うるさーーい!!!」

 

私に神にでもなれというのか。

無償の愛をやれというのか。

殿たまといるってことは、

目に見える現実的なものは掴めないことと同じと思いました。

だって本体は気がついていないのだから。

これから先だってどうなるのかわからないのだから。

それを信じろと言うの?

私は人間なんだ!

何が高次元の愛だ。

そんなものはいらないんだ!

 

そう思えば思うほど、

シャワーのように愛していると降り注ぐ声。

 

この時苦しくて、答えが欲しかったけどわかりませんでした。

だから、問いを天に投げました。

「真に繋がりがあるなら証を示せ」って。

すると、

相手の名前、数字、誕生日、メッセージ。

街に、目に見えるものにサインがたくさん流れてくる。

こういう時は、尋常じゃわないくらい溢れてくる。

そのサインは私にはこう見えました。

「彼は片割れだよ」

「信じて」

「待って」

 

途方にくれました。

 

結局、繋がりを切りきることも、

できなかった。

 

愛していると言われて、

嬉し涙ではない涙を流すなんて、

思いもしなかった。

 

泣くことしかできなくて、

どうしていいのかわかりませんでした。

 

そしてまた、体にも変化を感じてました。

背中の肩甲骨の内側あたり、いわゆるハートのチャクラの裏側が、

メリメリという音とともに、

外側に向かって開くのを感じました。