I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★第71話★登拝

長い時間を歩く登山。

 

めっちゃきつかったです。

 

霊山とか自然の気が強い場所に行く時、

私はとてもきつかったりします。

単に体力がないだけかもしれませんが…(^^;)

眠りこけて、ぶっ倒れるんじゃないかっていう時もありました。

神社がある場合は、奥宮まで

参拝するまできつくって、

お参りするととても楽になります。

 

その、きつい道のりの中、

知らずじぶんの内面との会話が始まりました。

 

彼は、あの女の子と(だけではないんだけど)、

私の住むところにいるなーなんて、

モヤモヤしながらも。

 

私は、登山口を入るときに、

すでに話しかけていました。

お山に。菊理姫に。

私にメッセージをくださいって。

 

とのたまに、今回私は、

なんで登ったんだろうね?って聞くと、

「決めるためでしょ」って返ってきました。

 

うん。

そうだね〜。

ん?

…何を?

 

淡々と登る道のり。

息は苦しい。

そんな中、いろんな思いが湧き上がります。

前回登った時から振り返って見て、

いろんなことがあったなぁ。

 

この1年、私はよく頑張ったなぁ。

本当によく頑張った。

 

私の願いは叶わないんだろうか。

 

私はいろんなものを失ったな。

 

彼とはなんのために出会ったんだろう。

 

約束はなかったんだろうか。

 

いろんな出来事は、私に悟れと言っている。解脱しろと言っている。

そんなことなぜしなきゃならないんだろう。

 

そうか。嫉妬は感じてもいいんだ。

それを感じるじぶんを許すことだな。

 

とかね。笑

それはもう、いろいろ。

 

他にも、姫などの私の記憶とか、思いが蘇る。

相手を想う気持ちとか、自分自身への想いとか。

私の生まれてから、これまでの道のりとか。

家族や、出会ってきた人たち。

そうすると、涙が溢れて来る。

ありがとうの気持ちでいっぱいになりました。

ありがとう

ありがとう

ありがとう

 

無心になると、奥底から彼(というか、その存在ですね)呼ぶ声がするわけです。

そうそう。

いつの時代も、好きだったよね。

一緒にいることを求めていたよね。

なのに、どこかで本当に結ばれるということを、恐れる私も少しいるよね。

叶わなかったことばかりで、

ビビってるみたいな感じ。

 

ちょっと不幸がいいじゃないけど、

自分への1ミリも疑いのない、

幸せへの恐れみたいな感じです。

 

そうやって歩く中、

いつしか、気がつくと女性の声が

胸の真ん中でするのです。

 

その声はこう言いました。

「認めましょう。

よく頑張りました。」

 

「これからことを大きく動かすので、

覚悟をしなさい。」

 

「◯◯しなさい」

 

「たくさんの人を助けなさい」

(この助けるは、サポートの意味だと思います。)

 

私は、自然にこう答えていました。

「はい。

◯◯します。

従います。」

頭を下げて、泣いていました。

 

頂上に着き、

山小屋ではとても美しい夕陽を見ることができました。

 

私が登るときは、予報が雨でも、

お天気に恵まれます♬

 

上空には、鱗のような金色に輝く雲と、

ピンク色の空。

輝く太陽、目下に見える大きく広がる雲海。

 

その美しさに、

祝福だ、と思いました。

 

 翌日。

今度は虹を見せてくれました。

台風が接近しているとのことだったけど、お天気は崩れなくて、無事に下山。

帰りはちょー楽。

お参り終わってるし!

 

そのあと観光で巡ったお寺で、

豪華な着物を見ました。

赤い着物。

込み上げるものがある。

私の記憶の中の姫は、赤い着物を着ています。

 

そのあと、台風で足止めを食らって、

温泉に半日入るという流れ。

その土地の大地のパワーを、

たくさんもらいました。

 

その帰りにも、直感のおかげで、

道路閉鎖があったけど、

スムーズに帰ることができましたよ。

 

もし、神さまの加護が欲しければ、

祈り方は自分のためだけにじゃ、

きっと聞いてくれないよ。

私は天の道具の気持ちが、ちょっぴりあります。

そこまでストイックではないので、

なんちゃってだけどね(^^;)

 

神社で感じる、自分の欲のためだけの強いお祈りは、穢れでしかない、と感じました。

それは重く、おぞましい気配です。

 

私はひとつ、お願い事などとは別に、

神さまに誓いを立てています。

じぶんの隣にいる人を幸せにすると。

そのためには、私にぴったりの道へ導いてください。

そうやってお祈りします。

 試してみてね。