I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★124話★夏至の通過

私は、自分の心と彼の魂の声が同じと、

心から受け入れました。

 

それから、自分に沸き起こる色々な気持ちも、

なにもかもをただ受け入れていました。

私は私から絶対に離れないと、誓った。

自己否定はもうしない。

すべて私だと引き受ける覚悟のようなものができていました。

過去世だろうが、今起こることは、

わたしなのだ。

そして、観念の浄化と、それに変わる入れ替えも同時並行で、コツコツとしていました。

 

 

でも。

 

そんな中、私の体調は悪くなるばかり。

 

非常に強く、霊障のような状態にまたなります。

 

また。

なんだか変だと思う。

 

原因は、まぐあいにあるのです。

それはわかっていました。

もう彼とは別に、独立して、

その霊体は存在しているように感じます。

夢も見る。

悪魔のメッセージ。

 

そんな中、1年前、絶妙なタイミングで私を助けてくれた天狗に、

また会う機会がやってきました。

 

彼は、その人の友人のサロン開きのお祝いで来ます。

1年前にあった時も、天狗はその友人に会うためにやって来ていたのでした。

そのお祝いのイベントに、私も参加することにしました。

 

その友人の方からは、私のことを、

白い鳥に感じると言われます。

また、翼の話だ。

 

1日過ごしていく中、

私は彼の浄化のセッションを、

どうしても受けたくなり、

受けることにしました。

 

ボディからのアプローチです。

その天狗のエネルギーワークは信頼をしていて、事情を話して、

エネルギーワークを受けることにしました。

 

まず、天狗からは、

子宮とハートに、特に毒素が、

たまっていると告げられます。

 

そのセッションが進む中、

私はある質問になると眠りに落ちて、

答えられませんでした。

 

何度もそうなるので、おかしいと思います。

自分でも気がついていなかった部分で、愕然とする。

 

その質問は、

これから向かいたい状態への質問です。

 

それからこうも指摘されます。

過剰な肉欲は間違っているよと。

それがあっても仕方ないって思っていない?

 

思ってる…。

受け入れた。

 

間違っている思い込みは、苦しくなる。

自分を苦しめるよと。

 

そう。

私もセッションでお伝えしていることです。

 

私についている未浄化霊は、昔の未練でもあります。

その中には肉欲もあるんです。

それ自体はあっても自然なもの。

でも、過剰なものは、苦しめる。

これは、もう必要のないものだ。

 

天狗からの質問は続く。

ここにいるのは、なんていっているの?

 

離れたくないって言っている。

 

何で離れたくないんだろうね?

 

…寂しいって言っている。

 

寂しさを埋め合わす関係?

あっ!って思う。

夢で出て来た黒い男と同じことを言った。

 

そして、何度目かの同じ質問に、

眠りに落ちずに、

やっと私は自分の意識で答えられました。

 

ほんとうは、何がしたいの?

どんな関係を作りたいの?

 

一生懸命覚醒状態を保って、

やっと意識が保てる。

 

わたしの意識で、話すんだ。

「わたし」だ。

負けない。寝ない。

「わたし」が主だ。

 

 

「私は、少なくとも、

今の彼ではないと思う。

 

私は、

新しい世界が見たい。

 

嫉妬や執着に苦しむのではなくて、

 

愛し

 

愛される

 

世界を見たい」

 

そう言った瞬間、

子宮からエネルギーが向かってきて、

はっきりわかった。

一気に涙がこみ上げる。

 

答えられないように、

眠りに落ちるのは、抵抗しているからだ。

 

私の頭や心は未来に向かっているのに、

体の細胞は過去に止まろうとしているのが、はっきりわかりました。

 

子宮からエネルギーが

まるで怒るように、向かって来た。

 

まるで、余計なこと言うなっ!というかのように。

 

そして、私は憑かれるという状態を知る。

細胞に刻まれると言うことを、知る。

 

ここにとどまって、

一生を終える人がほとんど。

いかに浄化は時間がかかり、地道な作業か。

 

未浄化である想いが、

今までの世界に居させようとする。

ベースは愛かもしれない。

だけれど、やはりそれは重い波動なのでした。

やはり、未浄化霊は浄化しないといけないんだ。

私自身のために。

 

この細胞の記憶は、なかなか根深いことは、天狗にも、ヒーリングの先生からも

言われている。

根気よく浄化を続けてゆくこと。

 

セッションの締めくくり、

まどろむ中で、天狗が言う。

 

たった1人に決めなくていいじゃない。

彼を好きなままで、他の人でも、

私が好きな人を探しにいけばいい。

友達だって関わっていける。

それってすごく楽しいことだよ。

自由ってそう言うことだよね。

 

私はそうだねって、言っている。

もう、新しいステージに行く時だね。

永く永くかかった、

今までの彼を、諦める締めくくり。

 

その日、体の整える為の呪文が私にやって来て、

空間の整え方も教えてもららい

早速実践を始めます。

 

すると、少し反応はあるものの、

まぐあいはおさまり、気にならなくなり、

明け方、私はしばらく感じることができなくなっていた、

エネルギーが飛んで来て、

ハートがポワンと温かくなること感じます。

安心な気持ちも復活する。

これが本来あったものでしたし、

最初に感じた現象そのものだった。

 

いつの間にか、別のものも、

混ざっていたのかもしれない。

まだよくわからない。

 

翌日は、夏至でした。

大きくエネルギーが変わる、と言われている日。

 

その日、不思議な展開になるのです。

 

夏至の日、ちょっとしたコミュニケーションのトラブルがあり、

私は彼と交代した管理人のおじさんに、仲間を守るため、苦言を伝えました。

それを心配するのと、場を収めるために2人の共通の知人のことなので、音信不通にしていた彼から、

私に直接メッセージが来ます。

 

音信不通にしたきっかけのことについては、何事もなかったかのように、

とてもフランクな言葉。

 

彼は、私に助けが必要なら、

空がサポートして、助けてくれるというのです。

 

それに対して、私はとても事務的に接してました。

離れなきゃ、と思っていたから。

それから、そのトラブルの話の、

私の真意が伝わっていないから。

 

色々と書いてあって、読み解くのが大変だったけれど、

つまり、彼の言いたいことは、

もう自分がやらなければいけない仕事ではないけれど、

私のことを友人として見守っている。もし、自分がいることがあなたにとって良くないと判断したなら離れる、とのコメントでした。

 

その突き放したような彼の言葉には、

怒りの波動が乗っていて、

明らかに、私の言葉に傷ついて、

怒っているのが伝わってくる。

そして、あえて友人て言葉も使っていて、

前のケンカの時の、彼の気持ちも入っていた。

 

なんだかとても、不思議な気分。

本当に、これまでのことと、

彼のいう内容はぴったり合うのでした。

見守ってくれてるなら、安心。

 

お互い幸せにならないのなら、

離れなきゃと思う。

 

でも、ちがう。

私の心に湧き上がるのは、

彼の魂の声だ。私の声だ。

 

これを変えるのなら、

「私」はほんとうは、どうしたいの?

どうやって言うのか。

本当に望むことは?本当に離れたいの?

別に、恋愛関係でなくたって、

いいわけなのに。

 

離れなきゃと言うのは、

私の決めつけだと思いました。

それは手放す。

この言い合いの時の感じから、

しばらく時間があいたけど、

そんなことはもう気にしない。

私は彼には、どんな風にしても、

私の心からの純粋な言葉は伝わる、

と信頼してました。

どうやったら、正直に伝えられるのか?

 

仲違いをしたいわけでもないし、

傷つけたいわけでもない。

 

切り捨てるのは、今までの私のパターン。

それは彼に渡り、私は彼の方式を取り入れるのだ。

私は、心底いつも、彼とは仲良くいたいのです。

 

「あなたに見守ってもらえるのは、安心です。」

そう伝えました。

複雑な気持ちが残るまま次のステージに行こうとする、

今の私の精一杯でした。

 

離れるかどうかは、相手に委ねた。

私から切って捨てる行動はしない。

怒っている彼がどんな風に決めても、

それでいいって思います。

それでもわたしは、相手を信じていた。

 

そして気がつくのです。

 

これは、また、同じ出来事、同じ気持ち。

彼の仕事、空間に、私は入らないって蹴りました。

これが音信不通のきっかけ。

今度は、彼が私の態度から、

私がいる輪から身を引くって言ってる。

 

そう、引くっていうんですよ。

おもしろいでしょ。

 

2ヶ月ぶりの会話はそんな感じ。

それでも、確実に前進しました。

私は遠慮せずに、彼に言えたことがありました。

 

かつての、私のような立場は、

もう、いらないんだということ。

 

お人形じゃない。

相手任せで、さめざめ泣いていない。

所有物でも、従属物でもない。

愛想だってしたくないときは、

振りまかない。

1人でも立てるし、人を支えることもできる。

 

でも、あなたの親切は嬉しく思うし、

あなたの見守りは、安心を感じる。

こんな風に思いました。

 

この人の見守る中で、

私は自立し、幸せにな姿を見てもらうんだ。