実家に戻るまでの1ヶ月。
私は私の執着を完全に手放す
というチャレンジを徹底的に取り組むことになった。
友人でもある、
宮古島の夫婦のチカラも借りて。
私のビジネスはうまくいっていた。
このビジネスのことだけは、
スムーズに進んでいた。
それから、前にも増して
「愛し愛される世界を体験したい」
これを強く強く、望んでいた。
それから気がつくことがあった。
私の両親の関係と、彼と彼のそばにいるかつての側室のスタッフは、似た関係なのだ。
だから、彼とその彼女は夫婦に見える。
私が苦しむポイントでもあった。
そんな中、
12/12に、とても気になったイベントに出かけた。
精神的には私は追い詰められていたと思う。
彼とは分かり合えないという、
絶望感もある出来事が追い打ちをかけていたから。
そのイベントで、私は「魂レベルで聞いてもらう」を体験をする。
私の話すことを、この魂のレベルで聞いてもらったことは初めて。
誰に話したって、なかなか理解されない。
そのイベントでの話は、まるで私の今のプロセスにぴったりで、
今必要なことを聞きにきたのだと思う。
登壇者の男性は、皇子と呼ぶ。
彼が話した話はこんな内容だった。
天の上にいる弁天は、地上に降りれない。
だから、龍が代わりにその役をしている。
そして、1からひとつずつ登ってき、8まで来た時、9に行く時、
一か八かのところで飛び込むと、銀龍が迎えにきて、天の向こう側へ行ける。
そう話してくれた。
すごく共感する。
私は何回もやった。
結果は分からなくても、飛び込むこと。
今回のは痛くって仕方ない。
最後に質問の時間になり、私は手を挙げた。
辛くて辛くて、聞いてみたくなったから。
「今まで、生まれてきたわけとも思える自分を支えてきたものがなくなり、真っ暗になった。信じてきた土台のようなものが崩れた時、どうやって過ごせば良いのか」
と質問した。
そのイベントの登壇者の、
龍のような皇子はこう、
よく聞いて、感じて、答えてくれた。
「それは別れの話としてだったとしたら、今でも愛してるでいいんだよ。
愛してたじゃなくていいんだ。
過去にしなくていい。
どんなに離れても離れることはない。
愛してるよー!ありがとう〜!でいいんだよ。ここまで引き上げてくれたことに感謝を」
私は思いがけずに、私の真の悲しみを汲み取ってくれたのがわかって、
100人近くの前で、たまらず涙が溢れた。
そして、どんなに離れても離れたことはない、は、とのたまが言っていたことだ。
私は、この気持ちすらもやめなければならないと思っていたことが、辛かったんだ。
離れたことじゃなくて、
なくさなくちゃいけないと思っていたことが、一番辛かったんだ。
まだ
想いつづけていいんだと思うと、涙が出た。
無くさなくていいんだと思うと、涙が出た。
このイベントが終わると、何人もの参加者から声をかけられた。
素敵な質問をありがとうと。
それは私は自分のことで精一杯だったけど、会場の多くの女性が涙したからなんだって。
あーーー、私の特徴。
私の身に引き受けて、
一緒に天に上げていくこと。
そのあと、主催者の1人から声をかけられて、
その女性からもこう声をかけられた。
「あなたの質問で、
一気に空間が深まりました。
ありがとうございます。」
この彼女も龍のような人。
それが、次なるミッションの、
出会いの日となる。
この日、印象に残った3人と、
私は後に、響き合っていく。
帰りに皇子に挨拶した私に、
彼はこういってくれた。
「マリアの愛を広めてください」
以前、
私用のオーガニックワインを持ってきて、
彼からもらった、クローバーのサイン。
グッドラックと送り出されて、
彼から離れて、
私は次なるフェーズへ進むことになる。