京都行きの朝は、早朝で、とても眠かった。
この旅の同行者は、とてもお世話になった人で、殿姫ストーリーの、殿の出生地に住んでる人。
個人事業主の方をプロデュースしていたりする。
姐さんと呼ぶ。
姐さんとはご縁が不思議で、
あって2回まで家に泊めてくれた。
彼と出会う前の、偽ツインとも言える人とのいろいろの時に、出会った一人。
彼と出会う前から、ストーリーは始まってたのだ。
そして、今回の旅の目的は、
セイラさんに行けと言われた籠神社に行くことと、姐さんがプロデュースした、曼荼羅画家の方が、奉納した絵を見に行くこと。
この画家の方の初めての個展は、殿姫のお城で開催されたのだ。
電車に乗り、早起きで、とても眠かったので、眠りこけていだけれど、途中で目が覚めて窓の外を見ると、すごく美しかった。
すぐにカメラで写真を撮って、
SNSでシェアしてみた。
すると、観音さんからコメントがついた。
「ラファエルが写ってますね!」
え?
どこ?
「右上に光だから、導きだと思いますよ!」
まっったく気がついてなかった。
右上。
ガーーーーーン。
めっちゃ可愛くないのが写ってて、
私はショックを受ける。
そんなことよりも!!
ラファエルって天使なのに、なんでこんなに可愛くないの!
綺麗じゃないの!
宇宙人みたい!
しょっく!!
ずーーっと、ブツブツ言っていた。
ラファエルがあんな姿なんて〜。
イメージぶち壊し。ちょっとグロい。
天橋立に着くと、船に乗って籠神社まで行けると言うので、切符を買いに行ったら、そこで、奥の院の真名井神社には行かないか?と、聞かれた。
だから、意識していなかった、
真名井神社にも行くことにした。
真名井神社のことは、ツイン発信をしている、
イシスのブログで知って、
そんな神社もあるんだなぁと思っていて、ここだったのかと思った。
空海と真名井御前の話。
繋がるんだな。
船に乗り、前を見ていると、
波のしぶきに混じり、私の脳裏に突然、
彼の背中のビジョンがやってくる。
後ろ姿だけれど、彼だと思う。
新潟に一緒に行った時と同じだ。
彼の背中を見て、天孫降臨って思った、あの時。
私、いつも背中をみてるんだな。
殿姫の時も彼の背中を見ていた。
外を見る後ろ姿。
こうやって、一緒に居たんだな。
当時もこうやって、海を渡ったのかもしれない。
私はどんどん無口になった。
対岸について、籠神社を目指した。
本殿のお参りを済ますと、
何かから、「こっちだ」と言われた。
言われた方に歩いていくと、
そこには恵比寿神社があった。
後々、これは伏線になる。
恵比寿神社で、手を合わせると、
「ここで子どもを産んだ」と言われた。
は??
こども??
今のはなんだ?
はてな?で、不可解なまま境内を歩いていくと、
ある場所に来た途端、笑い声が聞こえる気がした。
生活している、暮らしを感じる、
笑い声、子供たちが走り回る、
穏やかな日々。
涙が出そうになる。
私は、ここで、暮らしていた。
そう思った。
入り口に差し掛かると、頭に圧がかかった。
ふらふらになりそうなほど。
新潟の時と同じだ。
あの時、他の人はどんどん行ってしまったけれど、彼だけ振り返り、ものすごい冷たい無表情で(笑)待っててくれてた。
そこに行くと、大きな磐座があって、
それが御神体で、私は見た瞬間、
宇宙船だって思う。
セイラさんは、私の魂のルーツ、母とも言えるもののヒントがある場所と言っていた。
これか。
そして、点描画のストーリーと繋がる。
御祭神は、
アメノミナカヌシ、
ここに、私へのサインがある。
名前だ。驚いた。
真名井神社で手を合わせると、
いつもの女性の声で、
「あなたの叡智を思い出しなさい」と言われる。
叡智を思い出す?
どうすれば?
「あなたの対を信じなさい」
また、この言葉。
涙が溢れ出てきた。
ぜんぜん、終わってないじゃん。
帰りの船の中、私は放心していた。
夢を見ているかのようでもあり、
この展開は予想もしてなかったから。
船着場を出ると、
船を追って、カモメが飛んでくる。
雨交じりの曇り空で、あたりは暗かった。
しばらく進むと、目の前の雲の切れ間から、
光が差し込み、とても美しかった。
天使のはしご。
辺りは暗いのに、
雲の切れ間から注ぐ光で、
海がそこだけキラキラしていた。
感動して、写真を撮って、また驚いて、涙が出た。
だって、私が可愛くないって、
ずっとブツブツ言ってたから、
リクエストに答えてくれたんだ。
あの次元の人たちはユーモアがあって、優しいんだ。
左上。
キキみたいな、可愛い天使。
星を持って現れてくれた。
光が射している。
私の夢に最初に出てきた彼が言った、
タロットカード第6番、恋人たち
を導く天使は、ラファエルなんだ。