I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★208話★千尋になる。笑

そして、新しいアルバイトの、

おふろ屋さんが始まる。

 

ここで、またかよーー!という

シンクロを体験する。

 

このお店の常連さんは、

私の知人でもあり、彼の仲間の女性がいた。

これは私も承知で面接に行ったんだ。

その仲間の女性は、外資系キャリアウーマン。

キャリーちゃん、としよう。

 

面接に行くと、待合室に通された。

わぁ〜!素敵!!

 

そこは、天井が高くって、

インテリアも、内装もとってもおしゃれ。

ひと目で気に入ってここで働きたいな!って思ったのだ。

 

一通り面接が終わると、すぐに採用の

意向をもらえた。

 

花子さんの一件がほぼ終わったときに、

正式な採用の連絡が入って、

初出勤日が決まった。

 

 

その初の出勤の日、彼と顔を合わせる機会が

唐突にやってきて、途中まで車で送ってもらった。

この前に、わたしにとって、とてもショッキングなことが起こったのだ。

 

1/11は蟹座の満月。その日の出来事。

魔女さんがわたしと彼を結びつけようとしてくれていた。

私と彼と魔女さんの3人で飲みに行くということを魔女さんが提案していた。

でも、私は嫌だったのだ。

なぜなら、魔女さんは、彼と親しいとか、

彼に信頼されているというアピールをしてくる。

どうしてかというと、私の方が上だと言いたいわけ。

私に対する親切心もあるけれど、結果的にマウンティングすることをいつもしてくるのだ。

ようは張り合ってくる。大奥の様相を若干はらむ。

念が強い人で、何にでも首を突っ込んでくる。

自信がないのだと思う。

その為か、魔女さんが一緒にいる時は彼に対して魔女さんのアピールが続くので、隙間なく彼にしゃべり通すのだ。わたしはまったく話す隙間がなくなる。

それをみていたときに、私がものすごく不安定になった。

 

彼がやってきた時に、また急に頭にズーーーンと重いものがのしかかってきた。

私はこれではこれ以上そばに寄れないと、思わず呟いていた。

彼はその声をしっかりキャッチして、近寄ってくれなくていいって、笑って、流した。

こういう時はたいていカチンときてる時。

一度私は席を外したけれど、彼は魔女さんと喋り通していた。

私はおかしかった。ソワソワと行動が落ち着かない。ザワザワと心も落ち着かない。

そしたら、ものすごく不安定になって、私が泣き始めたのだ。

泣きながら、私は魔女さんに訴えていた。

何をこんなに動揺していたかというと、あったときに必ず頭が重くなる。こんなに念まみれでは、私はほんとうに近づけないって思った。

体が辛すぎて。。。

こんなに、私たちのいる世界は離れてしまったという気持ちもいっぱい出てきていた。

もう終わったはずなのに、どうしてこんな風になるのかわからなかった。

魔女さんがやってきて、わたしと話をした。

その様子を、動揺しながら遠くから彼が見守っているのがわかる。

振り返れば、この時は、過去世の記憶の再現なんだ。姫は、泣いて殿を困らせていたし、

誰にも間に入って欲しくないと思っている。

(わたしの記憶にあるのだ。赤い着物の姫。少し離れたところに殿がいて、側近の人とか、色々な人に囲まれてる。わたしはそこに行けなくて、泣いているのだ。それを困った顔で見ているんだ。立場の違い)

 

そのまま彼は気にしながらも、仕事の予定に去ったけれど、

そのあと私は魔女さんと話した。

私の顔つきがガラッと変わってて、いつもの私じゃないと言ってきた。

(それから魔女さんは、彼女のチャネリングで、彼は5次元までいけばいいと思ってる、私はもっと先はと思ってる、だから仕事で繋がればいいんじゃない?というチャネリングを勝手にしていた。)

 

 

それはそうだ。

姫がまた、突如として現れたのだから。

とてもショックだった。

魔女さんは、私の様子を見て、理解した、と話した。あなたじゃないねって言って。

そして姫を説得した。私にもう任せていいと。姫に対して、わたしに主導権を渡しなさいと。結局姫も、私に対して良かれと思ってやっているのだ。

私の中の姫は魔女さんの言葉を聞いていて、

納得したようだった。

わたしが姫に強く言ってきてもなかなか治らなかったけれど、人から言われて納得したようだった。

私が頼りないのかな?

 

このあと、冷静になって、わたしは彼に謝りのメッセージを入れた。

「私」に戻ったので、とても彼に申し訳なかった。

素直に、まったく別の人格が出たようになってしまい、あなたに失礼なことをしました。

ごめんなさいって。

自分なのに変ですねって、メッセージをした。

彼と私と魔女さんと、一緒に飲みに行く話は流れた。

私はどこかホッとしていた。

この飲みは、魔女さんがわたしが彼と仕事で繋がれるように提案しようとしてたのだけど、ここで流れたのだ。

やっぱ私たちは離れるのだって思っていたし、この件で私は力が抜けた。

成るように成ると。

私は人の前で彼のことを困らせ、貶めるような行動をしたから、反省して、謝りたいとメッセージしたら、彼からは、最近飲みすぎてたから、むしろ助かる。リスケしましょう。

謝ってもらうようなことは何かあったかな?という返事だった。

基本優しいんだよね。。あとは、大人の対応。

この満月の日は、彼はかわいがってるわたしと同じ歳の女子と飲んでる。

いつもしょっちゅうつるんでるのだ。

なぜか私はその女子とは会う機会が少なく、すれ違うような形が多い。

 

彼どうこうよりも、自分を見失ったことがショックだった。

この日から、毎日、胸の中心を感じて、

「私」を確認する。

 

これが私だ。

 

これが私。

 

私。

わたし。

 

わたしの感覚を掴むように、

意識した。

 

大丈夫、今日も、わたしだ。

 

 

この出来事ののち、数日経って、

彼と顔を合わせる機会が訪れたのだ。

なんだか私は申し訳ないのと、またあんな風になったら怖くて、最低限の挨拶だけして、

先に駅まで歩いていた。

この日に、別件でショックを受ける知らせがもう一つある。

セレーネさんとアポロとする講座の会場から、

使用できないとの連絡が入ったのだ。

このことは、また別に。

 

とぼとぼ歩いていると、車で後ろからやってきた彼が、車を止めて、

駅まで乗せようか?と言ってくれた。

助手席には彼の、仕事のお客さんの女性が乗っていた。

ありがたく乗せてもらった。

 

 

そのとき話をしたのさ。

 

まず、会場の使用ができなくなって、困った。

フラれた!!って大きな声で言った。

フラれた!って言いたかった。

会場について心当たりないかと聞いたけど、こういう時、彼は結構知らんぷりだ。

 

また別の話題に移る。

働き始めるお風呂屋さんの社長と、

彼が友達なのは知ってた。

 

「あのお風呂屋さんで働き始めたんですよ。

今日はその最初の日。

社長とお友達でしたよね?」

って言ったら、

え〜!そうなのって笑い出して、

「友達もなにも、立ち上げの時に相談に乗ってて、あの建物は僕が関わってる」

って笑うわけ。

 

私は驚愕。何度やっても、驚愕。笑

うそーーー!また!!か!!

 

その話の後、車を降りた。

 

また、私は、彼の用意した場所に

知らずに行って、

そこが気に入って通うわけか。

 

そして思い出した。

引っ越してきた、その日に、

私はキャリーちゃんに道でばったりあっていたのだ。

そのとき、川から蛍が出てきた。

キャリーちゃんとは、温泉にも彼達と一緒に行ってて、すでに裸の付き合いをしていた。笑

 

あーーーー。伏線あったや。すでに。

そういうことか〜〜。

 

風呂屋さんの仕事は、

すごく熱い中で体を使うので、ものすごく汗をかく。

みるみる肌艶は良くなっていった。

 

私はあまり力がないので、

いちいち大変だった。苦笑

 

まるで、千と千尋の神隠しの、千尋になった気分。

都会っ子でいちいちドジしてる千尋

まさにあんな感じで、あちこちぶつけるわ、

力がなさすぎて、時間がかかるしぐったりしてた。とほほ。

ヘロヘロぐったりまで体を動かすなんて、何年ぶり。

そして、体を使ってなかったなって思った。

体の大きさとかを把握してなかった自分にも気がついた。

エネルギーの大きさと、体の把握にギャップがあって、上手に使えてない感じ。

これは、肉体に集中しろってことだなと感じて、めちゃくちゃ肉体労働に集中するようになる。

彼とのことで落ち込んだりしたけど、

そんなことを考えてる余裕もなくなった。

 

キャリーちゃんとは、その後、お店であった。

お客さんとスタッフとして。

なにも知らせずに、驚かせようとしてたのに、私がいることにちっともキャリーちゃんは驚かなかった。

 

はて?

 

そしたら、彼に話した後すぐに、その日のうちに、

彼から私が働き始めることを聞いてたんだって言われてガッカリした。

彼の新しい家を建ててるけど、その目の前の家にキャリーちゃんは住んでいる。

ばったりあったからって言って。

 

キャリーちゃんは、不思議なことを言っていた。

 

その日に「車の助手席にいたのってあなたじゃなかったの?」って。

「美人さんを乗せてるなぁ、あなたかなって思った。乗ってなかった?ほんとに?」ってなんか変な会話。

お世辞とかというよりも、キャリーちゃんは、

本気で不思議がっていた。

美人と言ってくれて嬉しい!と思いつつw

それは私じゃなくて彼のお客様の別の女性

だったから、不思議な気分に浸る。

 

 

 

うちなる声は、このお風呂屋さんの仕事は、

「肉体改造」なんだって言ってた。

 

細胞を活性化させること、という

メッセージが来ていたのだ。

 

後になんでかは、わかるよね。

 

世界中を巻き込んでの、大シフトアップが来るのだから。

この子たちの出現は、私にとっては

光の、調和の動きとなっていくのだ。

ラクルの連続。

乞うご期待。