I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★219話★ハコブネ

その翌日は、セレーネさんのお誕生日。

妹の誕生日の次の日。

 

その日、セレーネさんは、

江ノ島でイベントだった。

 

私はそれに参加をする。

久しぶりの江ノ島

龍神木の夢を見てから、2年住むことになって、

私の浄化の土地となり、

彼との出会いの土地でもあり、

楽しい思い出もたくさんできた。

 

少し前に、私が主催の講座の会場の下見へ、

セレーネさんと行った時に、

あまりセレーネさんはじぶんのイベントなどに誘ったりはしないのだけど、

珍しくお誘いを受けた。

お誕生日に江ノ島でイベントがあるから、

お時間あったらきてねと。

セレーネさんの原点回帰でもある。

 

もちろん!行きます!と、

これに迷いがなかった。

 

そのイベント当日。

私は少し遅刻した。

理由はお花を買っていたら、

電車に乗り遅れたのだ。

その道すがら、イベントに参加する1人の友人とばったり会う。

こう言う時は、何かある。

 

この女性は、かつて、一緒に自然農法の野菜を広めるときに一緒に活動したことがあるけれど、私のことを下にするような発言があったり、彼との霊的な現象の話をしたときに、身体が大切だよ!!って、3次元がないなんておかしい!とすごく反発され、私は傷ついた。

かなり前のエピソードでも書いた登場人物の1人。

電撃結婚をしたけれど、その旦那さんに対して、癒しがあったからか、

下僕扱いをしているのを見たりするのも、

途中で関わってるのがきつくなり、

距離を置いたのだ。

この友人はスピリチュアル講座とかヒーラー講座とか、タントラ的なものとか受けまくっていた。

最近セレーネさんのところにも、

くるようになっていた。

 

この友人と、ばったり会う。

これは。。。

話しかけないとなぁ、なんだなって思い、

声をかけた。

イベント会場まで、当たり障りのない会話になる。

私にはこの友人に違和感があった。

今状態が良くない。

私がセレーネさんの講座を主催することも、

知っていると思うけれど、触れてこない。

前からそうなんだけど、なんかマウンティングを感じる。

 

このイベントには、ランチがついていた。

 

セレーネさんのお話が終わって、みんなでご飯をとる。

私は、日当たりの良い席がいいな!と思い、早々と席につくと、

セレーネさんがやってきて、私の隣に座った。

 

へ?

ここでいいんですか?

 

少し驚いた。

もう1人の登壇者の方もいたから、

その人と同じテーブルじゃなくて?

 

すると先程の友人も、私の目の前に座っていたから、友人は、喜んでる。それはそうだ。

いろいろ会話をする中、友人が私との繋がりを話しながら、セレーネさんにアピールしていた。

私は半分しかその話を聞いてなかった。

かつてのその時、もう1人、場所を貸してくれてたオーナーのプチ有名人女性がいたけれど、その女性は友人をあげて私を下げる言い方をしていた。それにその友人夫婦をツインソウルって言ってたけど、わたしには、そう見えなかった。なんかそういう気持ちよくなる言葉を使うのって、ずるいなぁって思ってた。

ビジネス界ではよくあるよね。

お客になりそうな人を褒めて、そのあたり役に私を使ってた。

私はかつて、彼にもされている。苦笑。

この少し後、その時の、

ウラミツラミwも彼にぶつけることになる。笑

(わたしは、有名だからって好きになるって、ほとんどない)

 

あの時は、その友人は、

私のことを下に扱ってたから。

私と二人の会話の時には、私に対する尊重はあまりないけれど、対セレーネさんには、

私と親しいアピールをするのって、

なんだかなぁと思う。

その話を半分しか聞いてなかったけれど、

ご飯が運ばれてきた。

 

ものすっごく美味しそう!

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私はご飯に集中した。

ものすごく天気が良くて、

江ノ島の完璧な風景だった。

 

 

セレーネさんと友人が話してる。

友人は、縁があるとか、何やら話していた。

 

しばらくすると、セレーネさんが、

引越しの話をし始めた。

彼女の引っ越し先が、数ヶ月探しても、

なかなか決まらないって聞いてた。

物件も何度も見に行ってるけど、なかなか見つからないらしい。

彼と私が出会った地域も候補地だと聞いていた。

わたしは相変わらず、ひぃって驚いていた。笑

でも、なかなか決まらないって。

私は、彼を紹介しようかな?と思ったけれど、

「何かしようとする」をやめようと思って、

そのままにしておいたのだ。

 

「ねぇ、〇〇(私)ちゃん。

すごく面白い物件みつけたの〜〜。

変わってるの。

この物件いいと思ってるんだけど」って、

セレーネさんがその物件を説明しながら、

スマホの画面を見せようと、

私にスマホを渡そうとする。

 

その瞬間、まさかって思う。

 

12月に、2人はいずれ、繋がるっておもった。

 

まさか、まさか!!

 

まさか!!かみさま!!

 

急に、なにが起こるのかわかった。

 

まったく意識してなかったタイミングで、

想定外が起こるんだ。

 

渡されたスマホの画面を見て、やっぱりって思う。

あそこだ。

あまりの衝撃に、私はみるみる涙ぐんだ。

 

 

かみさま。

 

 

その様子を、セレーネさんも、

友人も驚いて見ていた。

 

 

わたしのストーリーはここに繋がるのか。

 

ハートが振動してるから、

震える声で、

「渡される前から、どこのことを言われるのか、分かってました。

いずれ、ふたりは繋がるって思ってました」と言った。

 

その画面には、

彼が一番力を入れてる、

彼のプロジェクトの物件が写っていたのだ。

 

 

「私、繋げられます」

 

え?

今度は、セレーネさんが驚く。

 

「私、その物件のオーナー友達なんです。

このプロジェクトのリーダーにも、

直接メッセージ入れられます。

たぶん、今日見れますよ」

 

これは導きだ。

 

「今日、内見したいですか?」と聞くと、

セレーネさんは東京なので、できることなら、していきたいと言う。

そうですよね。

 

じゃあ、ちょっと聞いてみるのでと言って、

早速メッセージをすることにした。

 

 

多分すぐ、繋がるし、

私のメッセージは、ヤツはすぐにみる。

絶対に、今日行ける。

 

 

午後のイベントが始まった。

私はもう、イベントどころではなくなっていた。笑

 

魂が、ハートが震えて、

メッセージする指も震えていた。

 

 

彼にメッセージをすると、

やっぱりすぐにみる。

 

「今日、あの物件の内見をしたいと言う人がいるんです」

 

「うーん」と返ってきた。笑

予定が、と。

それに対して私は、

「うーーーーーーーん」と返す。

 

 

 

すると、

「今いる系?」と言うから、

今いる系。

「君も一緒にいる系?」と言うから、

一緒にいる系。

 

「どんな人?」と。

それに対して、私は熱弁を送る!

セレーネさんへのわたしの思いの丈wとか、

いろいろ送った。

「セレーネさんと言って、私のメンターみたいな人で、人柄も素晴らしくって」

あーでこーで、セレーネさんの実績も送った。

 

「その方、東京が住まいなんだね?

今日じゃなかったら、またわざわざ来ないといけないんだ?」と言うから、

そうです!!というと

「ちょい待て。少し考える」

と返ってきて、ドキドキしながら少し待つ。

 

 

ぜったい、来る。他を調整してる。

 

「じゃあ、しょうがないから

今から行って30分後くらいかな」

ということで、来てくれることになった。

 

やった〜〜〜!!

 

イベントも、終盤、

セレーネさんのところへ行き、

来てくれるので、今日見れますよって伝えると、目を丸くする。笑

30分後に迎えがきます。

 

 

予定より早く、20分後くらいに彼はやってきた。

そのメッセージが来てたので、

早すぎる〜〜〜!と慌てて連絡の場所へ向かう。

彼の元へ向かう途中、先程の友人に声をかけられた。

「帰るの?」って。

「迎えが来てる」と言って、

私は車に向かう。

 

不思議な気持ちだった。

何かの迎えが来てるって思った。

なんの迎えなんだろう?

 

彼から水買っておいてと頼まれてたけど、

用意するまもなく、私は車に乗り込んだ。

久々に顔を合わせる。

「急なのに、ありがとうございます!」

早すぎ!!

しばらくそこで会話をして、

なんでこうなったのかとか、

セレーネさんについての情報を話していた。

私はなぜか、彼の後部座席にいると、

運転席の背もたれにピッタリくっついてしまう。笑

 

彼は花粉症だと言って、

鼻が詰まっていたけれど、

しばらくするとズルズルになったようだ。

 

セレーネさん、イベント終わっても、

写真撮ったり、ファンサービスもあったりで、

なかなか終わらない。

こう言う時の彼の行動はとっても素早いから、

かなり待つ時間があって、わたしがソワソワしてた。

ま、あれかな。

本当の戦いだからかな。笑

だいたい、言ってることが戦国武将ベースでウケる。。

いつまで武将をやってるんだろう。。

 

しばらくしてから、

セレーネさんを迎えに行き、

車に乗って、それぞれの紹介をした。

 

3人で車に乗ってるのが、

信じられなかった。不思議な気分。

夢かな?って思った。

だから何度も、彼とセレーネさんを見た。

 

わたしが初めて、セレーネさんにあった日の、

SNSのわたしの投稿に、

彼はコメントしたんだよな。

印象的で、よく覚えてる。

それで調べてみて、びっくりした。

セレーネさんとの初対面の日は、

みずがめ座新月だった。

 

 

こんな日が来るんだなぁって、

私は感動していた。

セレーネさんにも言っていた。

こうやって、今3人で車に乗ってるのが、

不思議な気持ちんです〜〜〜!

セレーネさんも同感だって言う。笑

 

彼に、今日のとっても不思議な流れで、

ここに繋がってるんですよ!と私が言うと、

彼がきてくれたのは、

わたしの情熱に動かされたとも言ってた。

彼は、わたしのことを情熱女って言うのだ。

 

 

私たちは、イベント会場を後にして、

江ノ島からワーープ!!

40分後にはその物件を見ていた。

 

私は彼に頼んでいたのだ。

その建物のことを、

現実面では直接の関係者でもないのに、

私はまあまあ詳しかった。

 

なぜなら、最初の新潟の旅は、

このプロジェクトコンセプトや、

イメージを膨らますために見に行ったところ

でもあった。

当然、その時は、私はそんなこと知らなかったけれど、後から知ることとなった。

新潟の旅で、彼と肩が触れて、宇宙空間を見た時に、

一緒にいた友人が、この物件オーナーなのだ。

その旅の後、友人は購入することを決めたのだ。

私は、始まりに立ち会っていたのだ。

それをこの日に実感した。

そして、この最初の旅に行くことを決めたのは、

「願いが叶う」といわれるブラックムーンと言われる、天秤座の新月の時だった。

 

 

彼に頼んでいたことは、セレーネさんには、

友人オーナーの部屋を見せてあげて欲しいってこと。

 

あそこがいいと思いますー!

あの素晴らしい木と、気の空間。

セレーネさんにぴったり。

エネルギーレベルでの価値がわかる人じゃないと、あの物件が最高に活きない。

エネルギーレベルで受け取ってくれる

セレーネさんなら、申し分ない。

 

一般には公開してない物件。

 

物件オーナーは友人で、

ものすごくこだわって、

建てるまでにも相当苦労して、作った建物。

木材が素晴らしい。

この木材には友人のストーリーがある。

友人と木の師匠との交流があるのだ。

部屋の中の気は、ご神気に満ちてる。

 

セレーネさんは、エネルギーに超敏感。

その部屋に1歩入った時から、その気の素晴らしさに目を見開いていたから。

 

彼がセレーネさんに建物やその土地のことや、

プロジェクトのコンセプトを説明してる。

私はその様子を遠巻きに、感慨深く眺めていた。

 

一通り見学して、

外に出ると、彼のペットのワンコと目が合う。

寂しそうに、直立不動で大人しく待ってて、

私はそのこと仲良しだから

散歩してあげようとリードを持って、

あたりを巡って歩いた。

 

セレーネさんと、彼は、話し込んでいた。

 

彼の建築中の家もその敷地内にある。

初めて見た。

やっぱり成り行きで見に来ることになるのか。

彼の物件には、私は成り行きで、

ほとんど行ってる。

 

 

創り途中の彼の家も見せてくれて、

説明をしてもらったけれど、

なんだか私は笑いがこみ上げてしまった。

 

こっそりここに書いておこう。

私、ここに住むのかなって思ったから。

素敵に作ってくれてありがとう〜〜みたいな気持ちになった。笑

 

「〇〇ちゃん〜。第一候補はこの部屋。

第2候補はあっちの部屋がいいなと思う」とセレーネさん。

第一候補の部屋は、表には出ていない。

彼に直接案内してもらったから

借りれる話になるかもとなり、

この日から、超高速で、セレーネさんの引越しの話が動いていった。

インターネットで公開してる問い合わせ経由だと、

彼はめんどくさがって、人に任せて内見にほとんど行ってないそうだから、やっぱり、私が継ぐことでこれは成立したのだ。

 

そして、セレーネさんがここに入ることは、

このプロジェクト関係者全員にとって、

幸せなこととなる。

建物が建つまで、いろいろあったわだかまりや、困った問題など、

すべてが好転する出来事となった。

彼の悩みも、オーナー友人のわだかまりも解決する、その流れだった。

わたしはセレーネさんやオーナー友人、もちろん彼も、幸せそうな顔を見てるのが嬉しいし。

 

これだって思った。

愛し愛される世界とか、

喜びの世界って。

全員の喜びがカチッとハマること。

みんなが嬉しいことで、360度に放射する光。

それが垣間見えた瞬間だった。

私の心は、心から喜びに満ち溢れた。

 

この契約は、彼がめっちゃ頑張ってくれた。

私の大切な人だ!って念押ししておいたし、

彼にとっても、友人オーナーにとっても良い展開だから。

結局、内見から1週間で、契約が成立。

その間、ドラマがまた勃発する。

 

物件へ移動する途中、

彼がコンビニに立ち寄る中、

待ってる時に会話した。

 

セレーネさんはこう言ってた。

私と、彼は同じビジョンを共有してるって。

彼に降りてる大きなビジョンを、私が分け合ってるように感じたよ、と。

(その日わたしは頭にまた膨大なエネルギーが降り注ぐのを痛いくらいに感じてた)

そして、私のエネルギーの大きな船に乗せられて、彼がそこにエネルギーを注ぎ込む原動力になって、超高速で運ばれているようだったって。

 

これは、あの、私が描いた、

生まれるの絵みたいだよね。

だから、そういうことかって思った。

あの絵が現実になると、こんな展開もあるのか。

 

 

滞るところがなくて、

エネルギーがグルグル回って、

大きく物事が動いてく。

それは、みんなのためになったり、

幸せなことにつながる。

 

私は彼と一緒に何かすると、

不可能なんてないんじゃないかって

そんな気がしてしまうのだ。