I Love Serendipity.

私のツイン体験記

父との対話 家系のカルマに挑む 男性性の癒し その1

このヒプノセッションから、数日後、

それは突然勃発した。

 

自分と、相手と、第三者の三角関係の形を持つ場合って多いと思いますが、

それは、愛されない、大切にされないを反転し、

自分を心底愛するプロセスを持つ人は、よく持つ型になると思います。

自分との分離を解消していくことで、この3角関係の型を持つ必要がなくなっていくので

自然と解けてくるものでもあると思います。

セッションでも、取り扱うことの多いテーマです。

 

私自身もこれでもかっ!というほどやってきてるので、

その解除の仕方も、反転のさせ方も実践してきてる。

 

ところが、今回は

私個人ではなく、家系のカルマに挑むことになる。

 

そして、魂の仕組みがわかってくると、

個人のこと=家系のカルマ=

高次元存在=という、フラクタルなのだということも明確にわかってくる。

 

その家系が連綿ともってる同じテーマの反転のため、

同じテーマのある魂が、そこを選んで生まれてくると言ったほうが良いのだ。

 

じゃあ、私の家系のカルマというのは何?ということなんですが、

一言で言ってしまえば

「愛を信じること」や、「本当に好きな人と結婚すること」なんです。

愛の選択をできなかったことに、今回、愛の選択をしていくこと。

血に受け継がれてる情報を書き換えていくことになります。

DNAは魂の記憶だから。

 

詳細には書けないが、父方の家系のカルマは重く、

サスペンス劇場が何本もできるんじゃんないかというエピソードがある。

私の父だけ、その中でも異質な動きをしていて、家を出て、仕事と土地を変えた。

その流れを見れば、家系のカルマを解く役割の流れだったのだ、と感じる。

なぜなら、そこに私が生まれ、私のプロセスにおいて、自然にこの家系のカルマについて

教えてくれる人に出会ってきているからだ。

霊的仕組みを学んだ、思い出した。

そして、この後、ラファエルくんとの約1年前の祝福の神社巡りのことも、

全部、このことに繋がっていたということがわかった。

会えないのに、彼はいっつも私に寄り添ってくれている。

だから、私は立ち向かえた。一人じゃない。

私が怖くて足がすくみそうになる時に、守ってくれる。

 

ずっと私の心に引っかかっていた、家族の悲しい歴史が、

反転する流れに入る。

癒しは、”起こる”ものだ。

 

では、私の家系のカルマはなんなのか?というと、

原因は、祖父も、父も、その兄弟達も、そしてそれぞれのパートナーも、

自分の身内の言葉を信じれない、家族から愛されていると実感できないため、

その不信感から破壊的な喧嘩が起こっていくということなのだ。断絶していく。

男性性の傷でもあって、その反転として、俺が!!と交戦的に刃物(精神的な意味でも)を振りかざすような動きに出たり、長男が取られる、ということが起こっている。

結局、支配、コントロールのテーマなのだ。

コントロールは恐怖からしようとするものだ。

今のままでいくと、血を継ぐものが居なくなるような流れだったりする。

 

私の代にもそれは降りてきていて、父が、祖父と同じことを繰り返さないこと。

家系のカルマの特徴は、代替わりをすることだ。

同じような型を、

代を変えて繰り返してるのがわかる。

 

子どもと断絶しないこと。

つまり、父が自分の弱さを曝け出すことが

この流れを反転させるための鍵となっている。

途中までは、再現される。

そこから、愛の選択をできるか?

私たちの魂の成長、

愛への開きが試される時が来る。

父の、自分自身への許しと、立場を越え、立場を理由にせず、恐怖に打ち勝ち、愛の選択をすること、勇気を待っている。

 

ずっと対話をしてきていて、ようやく父の目が覚め、何が自分の過ちだったのかを認め、

あとは”愛する”という行動に移すのを待つだけになってきていた。

 

それは突然起こった。

 

1年前の破壊的な父と妹の喧嘩から、私はもうそれを聞きたくなくて拒絶をしていた。

罵り合うのをみて、私の心は打ち砕かれそうだった。

その妹と音信不通になっていたが、突然私に連絡が入った。

 

要件だけ伝える簡素なメッセージ。

「それだけ?」と返した。

 

彼女は、自分の公的手続きで私にやって欲しいことがあった。

それを素直に伝えずに、隠し、交換条件のように私に伝えてきていた。

取引のように。

なぜ素直に頼めないのか。なぜ、一言、全然連絡しなくてごめんね、と言えないのか。

 

この「それだけ?」に、彼女は自分の罪悪感から、私に豹変して、

攻撃的なメッセージを送りつけてくる。

父も祖父もみんな同じ行動を取る。

とても激しい恨みの念。エジプトの癒しの時の、タントラ親父と全く同じエネルギー。

私は確信した。これは、カルマだ。

カルマのエネルギーは、同じような体感がある。

 

私の内側からは、この取引に「応じるな」とくる。

これを繰り返すのは、もう嫌だった。

根本からこの流れを断つ。

 

 

どうする?

どうすればいいの?

 

整体師ジーザスに助言を求めた。すぐに返事をくれて、

「過去のデータだから受け止めて癒すだけだよ」とメッセージ。

 

ヒントになった。ピンと直感が降りてくる。

 

過去、過去・・・と思いを巡らしたが、これはもう、

すでに私と妹のことではない。

父と妹のことでもあり、もっともっと古い記憶のことだ。

それで、気がついた。

 

同じ型がある。

 

そのことに、ラファエルくんも

ヒントをくれてたことが後からわかったのだ。

 

それから、出雲の案内をしてもらった高野山ゆかりの彼女ともメッセージしていて、

恨みの念を感じるということと、お寺に行くといいというメッセージをもらい、

この二人から、私がやることがはっきりわかった。

 

すぐに行動に移した。

 

翌翌日、お寺に行って、お墓参りをすることにした。

これは、おじいさんたちのことも関係してると、直感が降りてきてる。

お坊さんに頼み、お経をあげてもらうことにした。

高野山の彼女から、この助言はもらったのだ。

供養は、プロに任せることだと。

 

この日の朝、夢を見ている。

ラファエルくんが出てくるのだ。

彼とお茶をしていて、そのあとなぜか、

スーツを着て人に会うという彼。「アメリカ軍と会ってくる」と言って、目が覚めた。

後から、このこともわかってくる。

ラファエルくんは、ずっと私のことを追ってくれていたのだ。そうだったんだ。

 

お坊さんとは10時の約束で、私は急いでいた。思ったよりもぎりぎりになってしまい、

駅で急いでお花を買おうと、あたりを見渡すと1軒、お花屋さんが目に入った。

老夫婦が開店準備をしていて、話しかけると用意してくれるという。

フッと見ると、海苔が目に入った。

お花屋さんなのに海苔?とよくよく見ると、

実家の地名産のものと書いてあり

あ!と思い手に取ると、

それは私の従兄弟が作っている海苔だった。

まさか、驚くとともに、祝福だって思った。

今日で、解けていく。

雪の中、断絶した家族の対立で、おばあちゃんのお葬式のバスに乗れない、

直立不動で見送るいとこの姿が、脳裏によぎる。私の隣で号泣した父。

 

老夫婦は、「美味しくて、良く売れるんだ」と言った。

ちゃんと、おじいちゃんが興した事業は、受け継がれている。

 

すごく、嬉しかった。泣けるほどに。

 

その海苔を買いたかったけれど、時間がぎりぎりだったので、

挨拶そこそこにバスに乗ってらお寺へ向かった。

 

少し早くついた。

 

先に神社に行け、と直感がおりる。

 

神社の本殿にお参りし、その奥にある山の中の神社まで行く。

約1年前を思い出す。

ラファエルくんと来たのだ。

二人きりになった日だった。

あの日のなぜ?、もこの後解けていく。

 

そして、ここにある神社は、

神明社と、須賀神社と、諏訪神社

この1年で私がまわった神社。

ラファエルくんといった神社。

私の産土神、それから、スサノオ。。。

 

中央の神明社に私が立っているときの、

ラファエルくんが私を見る目は、

とても印象的だった。

爛々とした、シリウスの、空からやってくる彼と同じ目。ロックオンの目だ。

 

そして、ラファエルくんは、その神社の山はお寺に繋がってると教えてくれた。

ちょうど、彼はその1年前にきた時に歩いたって言っていた。

私は小さい頃から何度もきているのに、いつも家族と一緒だから行ったことがなかった。

 

今日は私も、ここを歩いてお寺に向かった。

ラファエルくんが、”先に行っていてくれていた”。

と思った瞬間、

「先に行くからね!」「うん!」と言って、

向こうを飛び出してきた記憶がぽん!と出てくる。

あぁ、そうだったのか。

あれは、彼だったんだ。

 

山道を泣きながら歩き、実家のお墓に着いた。ラファエルくんへの感謝が溢れる。

あの日、お墓までついてきてくれて、海を見て待っていてくれた。

私にとって、家族のことは胸が潰れそうな思いのことだ。

一人じゃないって、とても心が温かかった。

 

しばらくすると、お坊さんがやってきた。

法要でもないのに、珍しい依頼だったと思う。

親戚としての関係を話しながら、準備を進め、

お坊さんがお経をあげてくれるうち、お線香を立てていった。

今日は、私だけじゃない。父も、母も、妹も、家族みんなの代表だって思った。

涙が出てくる。

ハートが全開になって、よかったねって心から思った。この時の体感は、ハートが深いところから開き、癒しが起こってきているのがわかった。

 

墓石を改めて眺めて、びっくりした。

一番早く来れただけで決めたその日は、

このお墓に最初に入った、ひいおじいさんの命日の日だったのだ。

 

決まってたんだ。

そして、この悲しいサイクルは、これで終わりだって思う。

 

父に報告の連絡をした。曽祖父の命日だったこと。

従兄弟の海苔を発見したこと。

電話越しの父は、私と話していると泣いていた。「子どもに教えられるなんて」と。

違うよ、これでいいんだ。子どもは、命の最先端だから。

祖父だって、父から教えてもらったことたくさんあるよと言ったら、

さらに泣いていた。

 

祖父は、自殺している。

姫と同じ。

絶望したのだ。

 

父は、妹に謝りたいと思っているが、自分から連絡することに、とても躊躇している。

それは、弱さを出すことへの恐怖。拒絶されることへの恐怖なのだ。

 

でも、私は根気よく話している。

私たちを大切に育てたことは間違いない。ただ、愛し方がわからなかったところはある。

妹への愛はちゃんと伝わっている。

でも、彼女はそれが感じられなくて、信じられなくて

怒っているだけ。最初は聞かないかもしれない。でも、諦めないで。

自分の素直な気持ちを伝えるだけでいいと。あとは、妹が決めることだ。

今必要なのは、おじいさんと同じことを繰り返さない、勇気だよと。

 

この日あったことを、マグマリアちゃんに話した。

一緒に、父との進展を喜んでくれて、そこで、妹の件も終わってなかったから、

鍵となりそうな、祖父と、祖母と、その妹の記憶にアクセスしようという話になった。

 

なぜなら、祖母の妹のことは、

私の姫の記憶ととてもリンクする感じがしていたから。

同じような展開をしてるんだ。

 

この2日後、2回目のヒプノセッションが決まる。

 

つづく