I Love Serendipity.

私のツイン体験記

父との対話 家系のカルマに挑む 男性性の癒し その2

さて、マグマリアちゃんとのヒプノセッションの日。

 

その日、寝ている時間に、

夜目が覚めると空中に水面のビジョンを見る。

 

朝目覚めて、前回のヒプノセッションの日も同じようにビジョンを見ているので、

なぜだろう?と思っていた。

 

その日のセッションは、

私の祖父と、祖母と、祖母の妹にあいにくことは決まっていた。

 

私の祖父は、事業を興した人で、その地元ではなかなかのところまでいった。

いっときはとても隆盛したのだ。

ですが、晩年、自死する前は、すべての財産を失うこととなり、

絶望して亡くなっている。

人に騙された、また、乗っ取られていて、彼が築いたものは、

外から来た人たちに奪われていっている。

さらに、家族は断絶していっていた。

とても孤独だったのだ。

 

この祖父の自死については、私のカードの師匠が最初に伝えてくれた。

私がしているカードセッションで使うカードを最初に教わった人がいる。

その人は、高野山で修行し、密教修験道をやっていた。

 

最初に知り合った時に、この師匠の占いを受けたことがあった。

ぜいじゃくという竹の棒のようなもので、占うもので、

滅多にしないと言ってやってくれたのだ。

その時、師匠は、私が何も言っていないのに、祖父のことを話してきたのだ。

祖父のことだって思った。

”真っ暗いなかにいる”ということと、”背中に矢のようなもので刺される痛みがある”

ということを伝えられ、私の家系がどこかで恨みをかっていると伝えられた。

 

その時、家系の轍という言葉を教えてくれた。

家系には轍がある。同じことを繰り返していく。どこかで断ち切ることだと。

祈りについても教えてくれた。

私がこのことを知ったので、それ以来、私は祖父のことを祈っていた。

 

その後、出会った霊能者のような人にも、祖父の話はすることになったが、

”あともう少し”と伝えられていた。

 

自死した人は、しばらくのあいだ反省部屋のようなところに行き、

そこで反省してから、次の世界へ行くと聞いていた。それを早めるには祈ることだと。

 

さて、ではなぜ祖父のことが出てきているのか?

家系のカルマは、自分の魂のカルマとも一致し、自己一致の道へは、ここの昇華は必須だと思うよ。

昔から不思議だった。

私の結婚はまるで、何かに阻まれてもいるようで、この家から出ていって欲しくない存在があると感じていた。

でも、最近思うんだ。

このまま結婚すれば、この悲しい連鎖をまた繰り返す。

だから、カルマ昇華と次元上昇が先なんだ。

 

 

祖父と祖母は結婚しているが、祖父はそもそも祖母の妹と恋人同士だったそうだ。

だけど、祖母が妊娠をし、その家を守るために、祖父が祖母と結婚し、

祖母の妹は別の人と結婚したが、離婚し、今は無縁仏になっている。

祖母は、別に好きな人がいたのだ。その妊娠した子は、祖父の子どもではない。

私の父と、長兄は異父兄弟ということだった。

 

”本当に好きな人と結婚すること”

私はフラクタルを感じていた。

家系のみんなの願いでもあったんだ。

姫の願いでもあった。

ここに、何か鍵があるはずだ。

 

マグマリアちゃんの誘導が始まる。

すぐに深い催眠に入っていく。

 

誘導の中で、大きな川を渡るところが出てくるが、

轟々と黒く、激しい川の流れだった。

そうか・・・。

私の家系のカルマのエネルギーを表しているようだった

 

あまりに激しく、飲み込まれそうで

怖い・・・。という感情が出てくる。

祖父については、深い闇を感じていた。

 

そのあと、階段を登っていく場面に入る。

祖父がいる次元へ続く階段。

101段。

 

私は怖かった。たちすくむ気持ちが出てくる。あの闇に対峙するのか。

私は、その場面を見てないのに、

祖父の自死の場面が脳裏にあった。

私にできるだろうか。

おじいちゃんは、今、どんな感じなんだろう。

 

90、93、96、99・・・

 

ゆっくり登っていく。

真っ白い空間の中続く階段で、

もう少しで、その階段の頂上というときに、私の手を取る存在がいた。

 

え?と、そちらを見ると、

ラファエルくんだった。

 

隣から私の手を取ったあと先に階段を登り、

上から顔をこちらに向けて、頂上へ誘ってくれる。

なんで、ここでラファエルくんが・・・。

私は驚きとともに、一人じゃないんだって思っている。

怖いことなんてない、大丈夫だよって言ってくれているようだった。

ラファエルくんが一緒にやってくれている。寄り添ってくれてる。

 

101・・・

 

ふっと緊張が解け、私は階段を登りきり、

ラファエルくんが、

さあどうぞという感じでリードしてくれた。

彼とは、ここまで。

扉を開けて、おじいさんのいる空間へ入っていった。

 

まっくらい。。。

何度も、人からも伝えられたことだけど、

本当に真っ暗かった。

真っ暗いなかに、背をむけうずくまり、座っている男性がいた。

 

おじいさんだ。

 

話しかけてもピクリとも動かなかった。

 

そこで、私はおじいさんに向かって、感謝の言葉を伝えた。

 

私は、おじいさんたちがいたからここにいる。とても感謝しているよ。

そう伝えると、おじいさんの真っ黒い体に、ポッと光がともる。

 

おじいさんがやってきたことはすごいことだよ。

色々あったかもしれなかったけれど、天晴れな生き様だと思ってるよ。

 

私は今、本気でそう思ってる。苦しみを演じたことすら、天晴れだ。

みんなやり切った。

連綿と続くパターンは、それを打ち破り、

達成したい愛の形があるんだ。

みんな、魂の応援者なのだ。

お墓参りの時、そう体の深くに浸透して、私の誇りが立ち上がった。

父母や、祖父祖母を許すことは、自分自身のボディを許すことと同じだった。

私の魂を許すこととも同じなのだ。

流れている血にも、許しができた気がしたのだ。

 

ポッ ポッ とおじいさんの体に光が灯る。

 

”祈りは、その人を光の道に導けるよ。家族が思うと、早く向こうに行ける”

そう教わって、続けていた。父にも、そう伝えて一緒にやろうと話していた。

祈りは、光だ。

おじいさんの体に灯る光を見て、そうなんだ、と実感する。

 

おじいさんは立ち上がって、こちらを向いた。

その姿は、とても若い頃の姿だった。20代前半。まだ結婚する前だ。

生き生きとした表情。希望に溢れている姿だった。

 

今回、おじいさんが一番心に残っていることを教えて。

そこから、おじいさんとの対話が始まった。

 

人から騙されて、財産を失ったことかな・・・?

それとも、家族との不和で絶縁したことかな・・・?

そう私は予測していたけれど、どれも違ったのだ。

 

おじいさんの若い頃の姿は、祖母の妹との恋人同士だった頃で希望に溢れていた。

とても仲良かったが、祖母の旅人との恋の妊娠によって、

祖母を”傷モノ”にしないために、

私から見ると、ひいおじいさんから頼まれて、祖父は祖母の妹と別れ、祖母と結婚したと言っていた。

 

”引き受けたけれど、心がついていかない”

”俺は一体なんなんだ”

”祖母と心が通じている感じがしない。本当はまだ心は違うところにあるのでは”

”祖母のことは好きという感覚ではない”

 

その気持ちをバネに、家を繁栄させようとして、自分の力を証明しようとして、

事業を起こし財を築いていったようだ。

 

そして、祖母の妹は、別の人と結婚するが、やっぱり気持ちがおじいさんに残り、

愛せずに離婚しているが、祖父と祖母の結婚により戻る場所がなく、無縁仏となった。

 

祖母は、祖父と、父の違う長男の断切において、”自分のせいだ”と責めていた。

私のせいで、みんな苦しんでいると。

 

それぞれと対話し、気持ちを聞いていった。

 

祖父の、一番の心残りは、女性たちに対して、愛すること、愛されることが

100パーセントできなかったことだった。

意外だった。

父やその兄弟たちへの、

戦争の軍隊時代からの、鉄拳制裁の教育、

厳しそうな祖父の本当の姿。

 

祖母は、自分のせいだと言って、

じぶんを責めていた。

 

祖母の妹は激しく怒っていた。なぜ自分が無縁仏にならなけれはいけなかったのかと。

姉のせいだ、と激しく怒っていた。

やるせなさ。祖父を諦めなければいけなかった悔しさ。

その怒りを全部聞いた。

 

どうしたい?と聞くと、戻れなくなった家族の、その輪の中に入りたいと言ったので、

祖父と、祖母と、祖母の妹3人の手を繋いでもらうと、

祖父の体に光が集まり、上に上がっていくような感じなる。

祖父のハートに光が集まる。

3人の和解。

2人の女性から流れ込む

その光が、上へ上へと連れていきそうだった。

 

祖父に、次の世界に行けそう?と聞くと、

「行けそうだ」と言った。

 

私へのそれぞれからのメッセージをもらい、

最後に、祖父に私は結婚できるかな?って聞いたら、

「できる」と言って、若い時ではない、

今のおじいさんの顔をはっきり見せてくれた。

 

私のことを応援してくれると言った。

おじいちゃんは、こう言ってた。

「自分の気持ちに正直に生きなさい」って。

 

今の世界へ帰ってきて、

マグマリアちゃんとフィードバックをしていて、気がついたことがあった。

 

ラファエルくんが言っていたことって、

私のおじいちゃんが今回見せてくれたこと、言っていた事と同じだった。

 

まさか・・・。再現だったの?

わたしとラファエルくんの会話、

起こってきたこと、再現だったんだ。

 

彼は、”明治時代”とか”海軍”を追っているって、出会った頃言っていた。

私と出会う前、ずっとその辺の時代のことがシンクロしてて、神社とかもその流れで行っていたと話してた。

 

祖父がこのサイクルに入ったとき、

ひいおじいさんからの依頼だったから、

わたしがお墓参りに行ったのも、ひいおじいさんの命日だったのは、偶然じゃなかった。

この連鎖が終わる。

 

 

翌日、父にこのセッションで祖父と祖母と、祖母の妹と対話した内容を話した。

答え合わせもあったのだ。

私が初めて知ることがあった。

 

祖父の事業を起こす前の職業は”海軍の大工”だったそうで、

セッション中に聞いた祖母の妹が結婚して変わった苗字も、合っていた。(私は知らなかった)

 

「海軍」

 

このセッション直前の夢に出てきたラファエルくんは、米軍に会ってくるって言ってた。

1年前に一緒にお墓参りしてくれた時の頃、彼は海軍について追ってきたと言っていた。

 

まさか・・・。

 

父は私が話すことについて、信じられないようでもあったけれど、

でも、何度も涙していた。

 

おじいちゃんのこと、許せるだろうか。

祖父の生前、

父はよく祖父の後悔の話を聞いていた。

 

父の癒しが起こり始めている。父は自分の家の悲しい歴史に対して、

おじいさんに対して複雑な気持ちがあったけれど、おじいさんが持っていた気持ちを伝えていた。

 

3人とも、時代とか、立場とか色々あって、

思うように生きれなかった。

でも一生懸命やり切ったんだよ。

素晴らしい人たちだよって伝えた。

 

だから、じぶんは捨てられるとか、

愛されないと思い込んだりして、

おじいさんと同じことをせず、父が妹(まるで、祖母の妹と同じ怒りを持っている。直前に起こった私に対しての理不尽な激しい怒りはカルマだ。妹から、姉に対する怒りの転写)

に謝ることで、この連鎖は流れをかえる。

パターンを打ち破り、

愛の選択になるんだってことも伝えた。

 

父は「時間をくれ」というので、

待つ事となる。

 

結局、どんなに事業でお金を得ても、成功を収めても、

残るのは感情なのだって、この記憶でも知った。どの転生の記憶でもそうだ。

愛すること、愛されることができなかったことが一番の傷となっていたなんて。

じぶんのとの分離だから。

カルマは、愛の選択をすることで突破していける。

愛さなかった、愛されなかったこと認識してるが、カルマとなって残っていくから。

 

男性性の深い傷は、女性性の傷でもあり、家系というのは私の魂の一部でもあって、

私の姫の記憶もそうだけれど、愛し愛されるとは、シンプルだけど深い願いなのだ。。

 

そして、私は改めて、

ラファエルくんとの3ヶ月は、私のカルマの再現でもあり、

これの浄化と昇華のプロセスのことを、ぜーーーんぶ彼が伝えてくれてたことがわかり、

引っかかっていた台詞は、彼の言葉じゃないんだってことを知った。

 

このあと、私には、さらなるカルマ昇華のプロセスがやってくる。

最大の手放しだ。

このカルマ全体にある、大きな一貫したテーマがあるから。

そして、このテーマは、私とラファエルくん、共通するものなのだ。

私がやり切るしかないことなのだ。

金太郎飴方式で、永遠に続いていくことになる。

その意識からの完全なる次元上昇。シフトチェンジ。

集合意識のお焚き上げでもある。

シャーマンや巫女たち、私の家系のご先祖たち。

 

「多次元であること」「時間」「周波数」「波動」について

一貫したメッセージとともに、この実践と挑戦に入る。

 

このことは、いずれ皆さんに実際の場として、シェアしていきます!