I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★151話★2年目の花火

彼との初めてで強烈な異次元体験をした旅行は、

共通の知人に誘われていきました。

 

それで、ほぼ2年後同じ人から誘われて、

会う機会が来るんですよね。

後から振り返ると、お互い同じ服を着ていた。笑

 

私が初めて宇宙空間を見た日から

ぴったり2年後、彼とカフェで、偶然ばったり遭遇しました。

 

その約2週間後、そうやって共通の知人を通じて、

会う機会がやってきて、いっしょに花火を見ました。

そしてその日、午前中に用事があって私が出向いた場所は

ふたりのお墓があるところのすぐ近く。

当然、寄った。そして、もういいでしょ?って話しかけると

ありがとうと姫に言われた気がした。

 

私は浄化の真っただ中だった模様。

 

とっても気持ちが落ちていたから。

こうやってモヤモヤが上がってくるときは、浄化だ。

なにか解消のものがスタートしている。

浄化のスイッチオンだ。

 

それで、私は彼に伝えることがあったのです。

過去世のストーリーの延長なんだと思う。

 

今、彼は大きなプロジェクトを抱えているけど、

その中に、ひとり、彼のことを本人の意識にかかわらず、

落とす人物がいると感じている。

裏切り者だ。

 

「沈む船」という言葉が頭に浮かび上がる。

私は、その言葉を払しょくできていない。

アダムの物質的崩壊。

彼のプロジェクトが成功するように感じないのだ。

 

私の過去世は、とっても二人は愛し合っていたけれど、

殿の身に危険が迫っていたから、私はついていけなかった、

いかせてもらえなかったと読んだ人もいました。

何度もあるのだけれど、私を守るためだったり、いろいろな事情で

よそにやったということがあったようだ。

 

この日の飲み会で、結局私と、彼と、

少人数で残ることになって、

なんだか私は彼に言っていたことがある。

いいのかどうかはわからないけれど、

言わずにいられなかった。

 

よくよく聞くと、やっぱりプロジェクトはうまくいっていなかった。

本人が周りに見せているより、ずっと大変だと思う。

 

彼は、わたしのことは、わからないって言う。

私のことは、読めないんだって。

あの人が好きな性格診断を

集まってた皆でしたけれど、その数値も私のはレアだって言っていた。

 

私は彼に言わずにいられなった。

結局、人から意見を言われるのが

大嫌いな彼に、言うことで嫌われようが、私は彼が大切なのだ。

私の言っている言葉を聞いて、周りの人が、

この日もそんなことをあの人に言う人、

言える人は私と、もう1人のぴったりくっつく彼女くらいだって言われた。

 

私はこんなことを彼に言ってしまった。

「あなたは分離しているから」

「あなたがゆがんだ見方をしている以上は、わたしのことはわからない」

「あの人はダークだから気を付けて。あなたに隠し事をいていないといい。

刺し傷にならないといいなって思っている」

「あなたは殿なんだ。あの忘年会の日、あそこにいた人はあなたを守る人達だ。

でも、あの人だけは違った。

あなたは、欲に駆られて大切なものを見失ってはいけない」

そう、私はいっていた。

 

あいつはわたしの言葉を、

背中で聞いていた。

(後に、私から酷いことを言われたと話していたと聞く。それから、背中を見せるのは信用しているからだとも聞く)

 

彼はじぶんの野望というか、欲望に向かい、あえて、見ないようにしているものがある。

私が言うダークという意味も、彼は言っている意味は分かると言っていた。

 

この日も思った。

彼が彼自身をまっすぐ見れないと、

きっと私のこともわからないだろうなって。

でも、出会った頃より、彼は本音を口にするようになっていた。

じぶんの弱さを分かっていた。

それを口に出して言っているのを見て、私は驚いた。

 

それによりにもよって、前日に元彼女にあったという話まで聞いた。笑

でも。聞いていてもまた再燃とかそういうことじゃなくて、

どうも彼は、その時期のことの扉を閉じることをしているんだと直感したのだ。

清算

って言葉が脳裏によぎる。

 

私は、その女性の顔まで知っちゃって、しばらくモヤモヤして

不安定になったけど、完了するってことなんだと思った。

(それに皮肉なことに、その苗字の一部は

私が彼にまつわるトラブったおじさんたちとや私と、同じ漢字を共有している。)

 

なぜなら、彼が引っ越さないといけない状況で、

モノも当時のものを処分して、その元彼女と再会して

うしろめたさだったことを解消し、

まとめてその当時のことが終わろうとしている。そう思った。

 

その1週間後、同じことが私にも起こったから。

偶然の再会で、過去のわだかまりがあった扉を閉じる。

 

この日、彼はオーガニックのワインを持参した。

それをメッセージで見たとき、私のためかなって思った。

いや、でもまさかね。。。

私はワインは好きだけど飲めない。

防腐剤が合わなくて気持ち悪くなってしまうのだ。

 

と思ってたんだけど、オーガニックワインの味見をするとき、

あまりにもさらっとしてて、水みたいって思ったから

そのまま言葉に出したら、まずいって言ったと思われたらしく?

「オーガニックってあんまりおいしいのないんだよね。

あれ?オーガニックじゃないと飲めないんじゃなかったっけ?」と言った。

 

私用だった。

瓶の飾りに、

四葉のクローバーが付いていた。

クローバーは、この時のサインだ。

 

そして、結局帰り道も、なんだかんだで二人きりになった。

サクッと自転車で走ればいいのに、のらりくらりゆっくり走る彼。

名前を呼ぶと、不自然な返事をする。笑

 

「完結って言って」から、初めて二人で話すのだ。

 

私のことはいつも避ける。

避けるくせにそばに来る。

 

でも、私は今何を聞きたいのか?って、

自分の胸に聞いた。

聞きたいことを聞こうとしたら、こんなことを言ってしまった。

彼がやってくれるって言っていたことに、答えが欲しかった。

「前に家系図見てくれるっていったけど、あれはどうなったの?」って。

「わからないな」って言った。

 

それからこれが言いたかったんだ。私。どうしても。

「わからないんだね」

「私が話したこと、ぜんぶ忘れちゃうんでしょう」

「ぜーんぶ忘れちゃうんだね」って。

忘れられてしまったって、言いたかったんだ。

 

それには無言の彼。

 

この日はこれで別れた。

 

次の予告の日は満月。