I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★148話★断ち切る勇気 私のカルマ

宇宙空間を見てから、

ちょうど2年後の新月の日。

 

私が朝から作業をしていたカフェで、

彼にバッタリ遭遇する。

私が見つけて、あまりのびっくりさで、

動揺して、一瞬通り過ぎようかなと思ったけど、思い直して声をかけた。

2人きりのバッタリは、これが初めて。

 

私が声をかけて、彼が私を見て、

目を見開いて驚いた時、

私のハートがぐるぐるして、

ドキドキが広がった。

実は雰囲気で、前の日から彼に会うんじゃないかと、予感があった。

まさかねっと思ってたけど、そうなった。

 

そして、クビになった強制終了から、

ここまでの流れで、

この状況じゃなければ、

この展開にはなかった。

よくできてる。

 

なかなか物事が動かなかったのは、

これのためかと思う。

とにかく、おかしいのだ。

何かの意図が入ってるかのような

不協和音ぶりだった。

狙いすましたように、この時、この場所。

 

そして私は、彼にどうしても

言いたくなったことを伝えた。

 

これは、ツインなんとかからしたら、

禁忌かもしれない。

 

でも、そうしたかった。

そうしたいことはそうするのだ。

 

私のメッセージに、最初の返事。

返事が来た瞬間までわかる。

ハートより少し下の、

いつもエネルギーが

注ぎ込まれたところの奥の方から、

トントントン、と不自然に脈打つ。

 

メッセージの内容は見なくてもわかった。

彼の気持ちは、そこに書かれていることとは違い、私はたまらなくて、泣きながら叫んだ。

「なぜこんなこと書いて、泣くんだ!!!」

私の身体はダイレクトにそれをキャッチしていて、ハートが痛む。

痛くてしばらく歩けなくなった。

相手の痛みだ。

「本当に私に言いたいことはなんだ!!!」

私が聞いてる声は、ずっと同じ。

行かないで。離れないで。ここに来て。

彼は否定する。なかったことにする。

見ようとしない。

本音で生きない人は、わかってない。

何に遠慮しているのか、

自分で縛り付けて、身動き取れなくて、

それは自分だけではなく、

人を傷つけることもあるってこと。

終わらせることは、

新しいスペースを作り、

そこに可能性を入れることができる。

 

その後、私は私の今、

素直に思う気持ちを彼に送る。

初めて相手に、私の見ている世界観とともに、遠慮せずに伝えた。

 

私を生かすためだった。

このままでは、同じことを繰り返す。

私の人生の主導は私。

あるじは私だ。

 

その上で、

相手に、言われたことと

同じことを返した。

 

前に言われた時は、その時は、

獅子座の新月だった。

 

同じ痛みも味わう。

私から言われた言葉は、

彼にどう響くのだろう。

私は彼からそうやって言われた時、

とってもがっかりした。

 

これが私のカルマかと思った。

一番大好きな相手を、断ち切るのだ。

自分のために。

 

でも、私からの別れの言葉は、

受け入れてくれない。

なぜか、終わりだって言うことを受け入れてくれない。

それで、いつもとても寂しくなる。

どっちが泣いてるのかわからない。

 

彼の言葉とは裏腹に、

私の心臓は痛む。

 

なぜ、痛むのだろう。

なぜ、寂しくなるのだろう。

私は、相手の態度をそのまま

受け止めてるだけなのにね。

あなたの顕在意識を

尊重してるだけなのに。

その上で、私を大切にすれば、

この選択しかないじゃないか。

 

 

彼は、たった二言、

言うのは簡単なのに、

なんだかんだ理由をつけて、言わない。

「完結」

それで終わるのに。

でも、それがなくても、

断ち切ることが私のやることだ。

相手がどうであれ、私の道を決めること。

 

私がやってることは、破壊的な動きだけど、

なぜかカードは、これで良かったと

OKとしか出なかった。

 

なぜ?と聞くと、

それで気がつくからと言う。

 

私の言葉には、

これには返事が来ると予感してる。

 

どうも、彼が見るのにとても、

時間を要するみたいだけれど…。

 

 

まぁ、結局、

想定外から来ることが、

やっぱり本流なのだ。