I Love Serendipity.

私のツイン体験記

逃げる人と追う人〜手放し 役割を演じる

まさに、逃げる人と、

追う人の展開をみせてる。

 

なんか典型的すぎるんだけど、

この流れはどうしようもない。

 

経験した人はわかるかもしれないけれど、

崩れていくようにその方向が止められない。

 

わたしとても感じてることがあって、

役割を演じてるような気にすらなる。

だってさ、わたしの2020年の夏の旅は、

ラファエルくんとのことを、

全部表すような旅だったから。

 

ラファエルくんは、

逃げるイザナギをしているように感じるし、

わたしは黄泉の国から髪を振り乱して追う

イザナミをしてるかのように感じた。

そもそも、再開した日にそんな会話をしたんだ。

別れ際に、ラファエルくんに、

「わたしのこと蛆虫まみれの

イザナミに見えてるでしょ」と言うと、

「桃を投げつける」と返ってきた。

「桃は、追っ手を避けるために投げたんだよ」

と言うと、「冗談だ」って返ってきた。

でも、この時、なぜかわたしの脳裏にはふと、

その桃で魔法が解けるイザナミに感じたんだ。

魔法が解けて、元の美しい姿が現れるイメージだった。

わたしは前にラファエルくんに旅の話をしてて、イザナミイザナギは、本当は別れてないのが真実の物語だと思うと話してる。

ラファエルくんは、本当によく、わたしの話を覚えてる。うっかりすると、わたしが言ったことを忘れてることまで。

一緒に行こうと言った場所の約束も、

全然忘れてなかった。

 

ラファエルくんは、3次元的に見れば

サイテー野郎を演じてる。

すべてなかったことのように、

無責任な感じで、わたしに言ってる。

 

わたしへの愛なんてものは、ないかのように。

あの時の自分は、

流されただけだというように。

好きじゃないと言い続けてる。

わからないと言い続けている。

わたしは逆に、1番素直に、

わたしの心を伝えた。

1番純度の高いところ、それからじぶんが最も恐れて避けてきた自分の女性の部分。弱さ。

それも伝えた。

わたしのカルマだ。

わたしがもう一度生まれてきた理由の一つ。

言ってみても、恐れはもうなかった。

 

ラファエルくんは

自分を守って、エゴを守ってる。

とても恐れている。

ライトボディ症状が出てるから、

とてもきついと思う。

それをわたしが悪いものだからだって思ってる。

 

冷静な自分がいて、この展開ですら、

わたしは淡々と冷静にやってる感じなんだ。

 

いったい何なんだ。

涙も出なかった。

悲しいという感情も出なかった。

 

なぜなんだ。

 

唯一出たのは、

蔑ろにされたという怒りの感情だった。

この怒りが、わたしのまだ

払拭されてないポイントなんだなと感じた。

姫の記憶。

20年前の出来事も思い出した。

20年前に体験した、寄ってきた男性に

なかったことにされて振られるという体験をしてる。

あの時の自分は、精神的に死にそうなところまで行ったけれど、消えてしまいたかったけれど、

わたしは、今回はわたしに誇りが持てた。

相手に関係なく、私は私の愛を差し出せたことが誇りだったんだ。

 

そのことが、ハートの中心が、

リーーンと震えるようになってて、

喜びだって感じた。

 

ラファエルくんのサイテー野郎の態度で、

この記憶が蘇ってるから、これもカルマ払拭のお試しなのだと、そう思った。

 

その日、寝て起きたら、

やっぱりラファエルくんと

離れる感じがしない。

彼の存在を、右側に感じる。

一緒にいる。

 

なぜなんだ。

 

結構ひどいこと、

言われたと思うんだけど。

ラファエルくんには、もう怒ってない。

 

それで、わたしはわたしの道を

やっぱり、進むんだって思った。

もう一度、それを見直したい。

 

わたしの居場所が欲しいって、心底思う。

 

ラファエルくんはうざがって怒ったけれど、

わたしは彼に、カルマ昇華のヒントと、

自己統合のヒント、それから、

霊的法則、エネルギーの法則からしてやってはいけないこと、

本来の彼ではない、

彼の中に入り込んでる別の人格の存在の指摘、

一気に送りつけた。

 

彼のカルマが昇華されれば、

ハートに暖かさを感じたり、

幸せを感じることが増えるからね。

それについては、意地悪な返答が来ていた。

カルマの浄化がおわったら、僕がわたしのこと好きになると思ってるかもしれないけど、そんなふうにはならないって。

これには、そうなったらいいけど、

そうならなくてもいいよって返した。

カルマがなくなれば、ハートのベースが変わって、心の底にいつも重い感覚があることがなくなるから、彼が幸せを感じることができるようになるから言ったんだよと、伝えた。

 

ラファエルくんは、人が何かしてくれる時は、

見返りを要求されるって思ってるんだよね。

 

今の彼に、わたしが何を言っても

本当の真意は伝わらないな。

ヴェールがかかっていて、みえない。

これがカルマ段階で、

ネガティヴなエネルギーがベースに働き、

相手を見ているようで

自分しかいない、鏡の世界なんだな。

 

わたしたちはそれぞれ、

今は別の道を歩くのだ。きっと。

 

向く方向は示されてるから、

そこを充実させていくこと。

 

その先があるのかは、

あとは神のみぞ知ると思う。

 

それにしても、

レーニングと言われてた

魂さんとだけやってきたことが、

ラファエルくんとの間で、

現象化していってるって思うのだ。

わたしは、魂さんにやってもらったことを、

ラファエルくんにやってきた。

 

彼は、かつて、わたしがそうしたように、わたしに悪態をついてる。

わたしもかつては、

私の元にやってきた魂が悪魔じゃないか疑い、

大きな愛に吸い込まれるようで、開かれる自分に恐怖し、無条件の愛に開かれる、つまり

自我を手放していくことへの恐怖で、

何とか逃れられないか模索した。

それは、その先の世界を知らなかったから。

 

恋愛にこだわるのはその部分だと思う。

わたしも、当時の自我の幸せが

しあわせだと思っていたから、

わかると言えばわかる。

 

同じことをしてるんだ。

 

今日だって、ぴったり

1ヶ月前にわたしがいた場所、

わたしが一緒にいた人のところに、

ラファエルくんは、いってるんだ。

 

怖がって抵抗していた知らなかった世界は、

当時の自分よりずっとずっと、

自由で光に溢れてるんだ。