I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★154話★予告はその通りになるのか・・・

予告の日の11/8は新月だった。

その日は特に彼からの連絡ってなくて、その代わり、夢を見る。

 

「宇宙」というカフェの夢。

彼が登場して、そのカフェを出て帰ろうとする途中、龍に見える赤い岩。

私は振り返ってカフェに戻ろうとする彼の背中に手を当てる。

彼が「宇宙に戻ろう」と言い、私は少しためらっていた。

 

目が覚めると、あの漢字の書かれた布が空中に浮かび、

私の手には、彼の背に手を当てたリアルな感触が残っている。

 

・・・なんだ。

現実の彼じゃないじゃん。

 

その日、肉体の彼から、私が住む家の契約が、

完全に別の人に移管されたと連絡がある。

これで彼と私は完全に利害関係がなくなった。

私はこの時、利害関係がなくなったから、一緒になるんだって思った。

同じ所に住むんだとも思った。

 

それは他のチャネラーからもそう言われていたから。

 

なのに、なくならない不安。

抵抗する心。

その理由は明らかで、

彼のそばには、あの側室だった女性がまだいるから。

 

予告どおりにならなかったことにも、

私は私の身体にいる彼たまと思っている存在に、疑いを持っていた。

 

私はここからまたしても、大きな圧を感じる日々に突入する。