I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★169話★誓いを破る ゆれるゆれるゆれる

旅から帰ってきた私は、また揺れてきた。

 

なぜなんだろう?

 

なぜ、もう2度と繰り返したくないと思ったこのパターン、展開。

 

そこから脱して、執着も自由になったはずなのに、

私は後ろ髪引かれるように戻った方が良いのではないかという気持ちと、

戻ればまた、あの苦しかった

過去生の二の舞だという恐怖に、

揺れに揺れていた。

その関係性は、私の父母の関係性にもとても似ていて、

絶対に嫌だったからだ。

支配と依存の関係そのもの。

もう2度と、私は経験したくなかった。

見たくないと、心を痛めていた。

心を痛めるのは、自分がまだ同化しているから。

ここからの完全脱皮。

 

つまり、ひとつステージが上がること。

意識の変容が目の前にきてた。

 

私が行くと言われていた、

彼の元に行った方が良いのではないかっていう気持ちも、出てきては、打ち消していた。

 

そこに行くことは、過去世の再現であり、あの女性が彼のそばにいて、恐怖以外の何ものでもなかった。

 

揺れに揺れていた。

 

ほんとうに困った。

 

この頃、本格的に、私と龍と弁天チームの人々との関わりがスタートした。

 

私は、この苦しかった過去生を抜けて、新しい喜びのステージを生きると意気込んでいたんだ。

さようなら〜!私はステージアップするわー!という、その人々を「下」のものとしてみて。

ところがそうはいかなかった。

 

龍と弁天チームの中の

その1人は、皇子。

 

それから、まさに弁天とも言える女子。この子はそのまま、弁天ちゃん。

それから天才スカウトの才能を持った、龍のような女子、哲子ちゃん。

もう1人、太陽のような、アマテルちゃん、としよう。

 

 

新しい出会いが、私の月のフェーズから、太陽のフェーズの焼き直しをしていくこととなったんだ。

 

私はこれから、本格的に

「受け取る」ことをして、どの状態もOKという無条件の愛と、それから、喜びのゾーンにい続けるトレーニングをしていくことになった。

 

皇子との関わりの中、私は両親のこと、特に母との関わりを見直すことになった。

私はじっくり「聞いてもらう」をしてもらったりするうち、自分の中の方があぶり出され、

さらに

これは彼との関係にも全部反映してると、深く実感する。

両親のことをやることは、イコール彼とのことをやることでもあった。

 

そして、私は自分で決めた、

誓いを破る決意をした。

 

それは、「もう二度と、同じことは繰り返さない。もう2度と戻らない」をどっちでもいいとする、もう一段階意識が上がる、

向き合いが始まる。

「〜したくない」というのも、強い念になる。

私は、ここに引き裂かれそうになってたから。

 

弁天ちゃんから意外なアドバイスをもらった。

「彼しかほしくない」と、10回言ってと。

やってみると、心は落ち着いた。

そうか。これでいいんだ。。

 

ここで、皇子から、引き戻される課題がやってくることになった。

やっぱり彼と離れるのではなく、

サポートしてくれる人々に囲まれることになった。

 

この時の私へのキーワードは、

「血が先」

 

つまり、血縁や先祖のこと、

何世代も受け継いできた、

幸せにならないパターンを

クリアリングすることだった。

 

私の母への枯渇感が、

彼への枯渇感に繋がっていたから。

 

 

一つの鍵で、360度、扉が開くこととなる。

 

 

どこにいるかよりも、

もっともっと大切なことは、

すべての分離感、カルマ、それらをクリアにしていくことなんだよね。

どこまでも深く、残っているものは、

もう一度戻ってもまたやることになる。

 

父母との、全身全霊の向き合いが、

待っていた。