I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★170話★胸の星

誓いを破ると決めた私。

 

「疑うことなき真理までたどり着き、

迷いを断ち切れ」

とのメッセージと受け取った日。

 

これはもっと深く辿ることがあると、

うけとった。

 

この日の翌日、観音さんの、

麻を結うワークに参加することになっていた。

行くと彼女の孫がいて、

その子はサイキック少女。4歳。

可愛い。

私の膝に乗って一緒に絵本を読んで遊んでたけど、急に振り返り、こう言った。

「赤ちゃんいるの?」って。

驚いた。

 

誓いを破るのは、

2度と戻らない、という強い気持ちからも自由になるため。

 

 

矛盾しているようだけれど、

この絶対にならない、というところからも自由になるため、

どっちでもいいをやることになって、

それは皇子がサポートしてくれることになる。

どっちかがいいと、どっちかが悪いというシーソーゲームではないやり方を、

私は学ぶことになって、だからこそ、

両親の元に戻り、向き合うことをしていた。

病気がきっかけとなり、今までお互いが見て見ぬ振りしてきたことが、炙り出されてきたんだね。

我慢をすることが、なかったことにすることが、そんなことにならない姿をまざまざと見せてくれた。

毎日、夫婦で激しく罵り合い、

暴力になるほどの喧嘩をし、

生きることに絶望する父と、

自分の不安に手一杯で、

娘の幸せを信じない母との間での葛藤だ。

破壊的な状況だったけれど、私は徐々に決意をする。

私がなんとかしなくてもいいのだって。

 

助けようとすればするほど、私に甘え、負をぶつけてくる父母。

ここで私は、叶わないとか、届かないという気持ちを体験する。

私のカルマ。

 

人のせいにし甘えた人は、

光を見ずに、闇に固執していく。

自分自身が嫌いな人は、

こうなっていくことを見せてくれていた。

私がそうだったから、手に取るように心の動きがわかる。

私は共にいることで、その闇にどっぷり浸かることとなり仕事も、生活も心も限界を超え、

私の身体と心は悲鳴をあげていった。

共倒れになるのは目に見えていた。

 

それでわかったんだ。

救おうとしなくていいんだってこと。

私は、まずは私の人生をやっていくことがやるべきことなのだと。

 

意識の使い方を、この頃から、

さらに深く学びながら

レーニングしていくのだった。

 

そこで、ひさびさに彼に連絡をしたの。

「戻らない」を破るイニシエーション。

 

それは、私が一度戻った実家から、

また出ることを想定してのことだった。

彼と、あのスタッフは、

まるで私の両親と同じような状況なのだけれど。

 

ひさびさに彼にメッセージすると、

相変わらず、すぐに返信がやってくる。

やってきた瞬間がわかる。

その時、一緒に乗ってきたエネルギーは、

でれ〜とした喜びの波動だった。

 

彼から返信が戻ってきた、

ちょうどその時、一緒にいた、

超敏感なヘアアーティストの彼女は、

あまり話してないけどこう言ったさ。

「彼、あなたのことギュッて感じでしょう?」

 

うん。喜びの波動きたよね。

このアーティストの彼女に、

この頃とても私が気に病んでいた、戻る戻らないの選択の、いつもネックになるかつての側室、スタッフの話をしてみた。

少しかいつまんで話した。

 

すると、「その女性の浄化が役目。

そしたら2人で星になって帰るんでしょう?」と言った。

驚いた。

 

その翌日は新月だった。

 

その日の次の日、イメージの中だけど、

急に彼の胸に強く輝く光が見えた。

星だ、と思った。

 

強く光る光で、

見えていなかったのは、

私の目が曇っていたんだと思った。

共鳴する。

 

 

どんな状況でも、私は相手のもとに行けるって思った日だった。