誓いを破ると決めた私。
「疑うことなき真理までたどり着き、
迷いを断ち切れ」
とのメッセージと受け取った日。
これはもっと深く辿ることがあると、
うけとった。
この日の翌日、観音さんの、
麻を結うワークに参加することになっていた。
行くと彼女の孫がいて、
その子はサイキック少女。4歳。
可愛い。
私の膝に乗って一緒に絵本を読んで遊んでたけど、急に振り返り、こう言った。
「赤ちゃんいるの?」って。
驚いた。
誓いを破るのは、
2度と戻らない、という強い気持ちからも自由になるため。
矛盾しているようだけれど、
この絶対にならない、というところからも自由になるため、
どっちでもいいをやることになって、
それは皇子がサポートしてくれることになる。
どっちかがいいと、どっちかが悪いというシーソーゲームではないやり方を、
私は学ぶことになって、だからこそ、
両親の元に戻り、向き合うことをしていた。
病気がきっかけとなり、今までお互いが見て見ぬ振りしてきたことが、炙り出されてきたんだね。
我慢をすることが、なかったことにすることが、そんなことにならない姿をまざまざと見せてくれた。
毎日、夫婦で激しく罵り合い、
暴力になるほどの喧嘩をし、
生きることに絶望する父と、
自分の不安に手一杯で、
娘の幸せを信じない母との間での葛藤だ。
破壊的な状況だったけれど、私は徐々に決意をする。
私がなんとかしなくてもいいのだって。
助けようとすればするほど、私に甘え、負をぶつけてくる父母。
ここで私は、叶わないとか、届かないという気持ちを体験する。
私のカルマ。
人のせいにし甘えた人は、
光を見ずに、闇に固執していく。
自分自身が嫌いな人は、
こうなっていくことを見せてくれていた。
私がそうだったから、手に取るように心の動きがわかる。
私は共にいることで、その闇にどっぷり浸かることとなり仕事も、生活も心も限界を超え、
私の身体と心は悲鳴をあげていった。
共倒れになるのは目に見えていた。
それでわかったんだ。
救おうとしなくていいんだってこと。
私は、まずは私の人生をやっていくことがやるべきことなのだと。
意識の使い方を、この頃から、
さらに深く学びながら
トレーニングしていくのだった。
そこで、ひさびさに彼に連絡をしたの。
「戻らない」を破るイニシエーション。
それは、私が一度戻った実家から、
また出ることを想定してのことだった。
彼と、あのスタッフは、
まるで私の両親と同じような状況なのだけれど。
ひさびさに彼にメッセージすると、
相変わらず、すぐに返信がやってくる。
やってきた瞬間がわかる。
その時、一緒に乗ってきたエネルギーは、
でれ〜とした喜びの波動だった。
彼から返信が戻ってきた、
ちょうどその時、一緒にいた、
超敏感なヘアアーティストの彼女は、
あまり話してないけどこう言ったさ。
「彼、あなたのことギュッて感じでしょう?」
うん。喜びの波動きたよね。
このアーティストの彼女に、
この頃とても私が気に病んでいた、戻る戻らないの選択の、いつもネックになるかつての側室、スタッフの話をしてみた。
少しかいつまんで話した。
すると、「その女性の浄化が役目。
そしたら2人で星になって帰るんでしょう?」と言った。
驚いた。
その翌日は新月だった。
その日の次の日、イメージの中だけど、
急に彼の胸に強く輝く光が見えた。
星だ、と思った。
強く光る光で、
見えていなかったのは、
私の目が曇っていたんだと思った。
共鳴する。
どんな状況でも、私は相手のもとに行けるって思った日だった。