I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★192話★シリウス 高次元のプログラム

私は、覚悟ができた。

 

ストーリーすらも手放すこと。

神をする、に、

妨げになるエネルギーは、もう、

手放そうと思った。

 

先日のシリウス先輩のところへ行こう。

 

予約をして、その日を迎えた。

 

ここに来るのは3年ぶり。

 

シリウス先輩が、出迎えてくれ、

早速始まる。

 

「範疇の中では、範疇のことしか起こらない。

その外への世界へ行くものは、

もたらされるものだ」

こんな会話から始まる。

本流は、想定外からやってくる。

私もなんども経験してきた。

 

私は意味がわかったと話した。

シリウス先輩が私にいったことの意味。

なんで過去世のストーリーも手放せなのか。

それはあるとも言えるしないとも言える。

この直前に映画マトリックスをみて

私は確信しました。

パラドックスを覆す。

この、エネルギーを私が持ってる限り、相手も手放さないことを悟ったんです。

でも浄化は、できることはすべて、やるだけやってきました。

じぶんでできることは全てやった。

そこで終わらないものは、もたらされるものできた。

シリウス先輩にここで会うのもそのひとつ。

気がついたものがやればいい。

覚悟が決まりました。

 

この時もいろいろな話をしながら、

私は自由意志を超えた領域があると思うと話した。

シリウス先輩は、それに頷きながら、

「決まっていることがあるから」と言う。

この日は、この、

決まっていることという言葉を何回も話した。

私も感じてきた。

決まっていること。

 

シリウス先輩から、

ヒーリングをするにあたり、確認が入った。

 

「縁が切れてもいいんだね」

 

はい。

 

と、言いつつ私はこう言った。

 

縁が切れると言うよりも、もっと良い関係になれたらって思ってます。

 

すると、シリウス先輩はたとえ話を始めた。

「これは別の方のことなんだけど。

高い次元で決まってることがある。

ある女性がきて、その人には

Aさん、Bさん、Cさんって出会いがある。先日、Aさんが終わったのね。

ヒーリングで、このエネルギーをぶった切った。それで現在進行形で、Bさんが進んでる。でも、僕的に言えば、このBさんも終わることが確定してる。

これを終わらせないと、Cさんは出てこないんだ。」

 

その話を聞いて、私は彼がその終わらせないといけない人だと、シリウス先輩は言っているんだと思った。

決まっているから。

 

すると、お腹の方から涙が出てきた。

これ、前もやったやつ。

かぐや姫の時。念を切れと言われた時だ。

 

シリウス先輩は男性だから

やっぱり涙に少し弱い。

いっぱいみてきただろうに。

いい人だなって思った。

私に寄り添ってくれてた。

そして、ティッシュを出してくれた。

 

私はさらに言った。

 

私じゃないものが泣いてます。

これも何度もやってきました。

でも、私はもうこれを終わらせたいんです。

私は私の魂さんのほんとうの願いを、

叶えてあげるって決めました。

縁が切れてもいいです。

わたしがこれを手放さなければ、相手も持ち続けます。

もうあんなに苦しいのは、たくさんです。

私はこのストーリーを終わらせたいんです。

もうやり切りました。

 

それを聞いて、シリウス先輩は、

少し上をみて、何かと交信してる。

「もう、完了したよ。

でも、馴染ませる、調整があるから」と言って、

ヒーリングをする部屋に案内される。

 

そうか。

私の意思が大切なんだ。

 

そこで、ヒーリングが始まった。

とても大きなエネルギーが流れる。

進むにつれ、段階的に、私の仙骨部分が解除されるのをはっきり感じる。

カチッ

カチッと外れていく。

 

外れるたびに足がカクンと、

外側に開いていった。

 

最後に、私の左目から涙が流れた。

 

 

終了して、フィードバックが始まる。

 

段階的に外れていくのがはっきりわかりました。外れながらシフトアップしていく感じだった。

そう、シリウス先輩に伝えた。

 

「僕が感じたエネルギーは、

〝絶対にこうなるはずだったのに、

そうならなかった〟という強いエネルギーだ」

私は目を見開き、涙が流れた。

 

そうなんです。

呪いのように、誓いのように、

あるもの。焼き付いている。

 

 

このことは、シリウスだ。

私の記憶や、ヒーラーたちが読み解いたものだと、

シリウスで、私たちは同じ種族に転生するはずだったのに、誤算で別に別れてしまった。

「こんなはずではなかったのに」だ。

ここから分離が始まった。

彼との間で繰り返し感じていることだ。

少し前のストーリーの時、まさにこう思った。

彼の魂が言ったことと、彼の行動が違って、

そうならなかった、と絶望したんだ。

 

私たちの待ち合わせ場所は、6次元。

プレアデスだ。

 

「無間地獄だったね。

ループしていくものだから。

どんなにやっても、育たない。」

これも響く。姫は生き地獄だった。

叶うはずだったのに、叶わなかった。

 

「それを粉砕した。

もう、戻ることはないと思うよ。

昔の記憶が出てくることがあるかもしれない。

でも、そこに引っ張られることはない。

核がなくなってるから。

そして、いつのまにか変わっているということが起こる。

なんとなく、あなたに心惹かれるという状態になる」

誰がとはいっていなかったし、

私も聞かなかった。

 

私はシリウスの記憶の話をした。

別種族への転生のこと。

するとシリウス先輩は、

「僕の解釈だと、シリウスは高次元のプログラム。雛形だ。

それが仙骨の奥深くに埋まっている。

その核があると、それに引き寄せられ増幅していく。

そこにびっしり雑草が生えていると、他が生えることができない。

その奥深くにあった核を圧倒的エネルギーで、粉砕した。

新しいスペースに、入ってくるものがあるよ」

 

私が預言で受けたたとえと、

よく似たことをいう。

雑草を抜き、良いものを育て、

協力者が現れ、私が選び取れるように近くに寄せる。

 

実は、この先、

彼たまから予告されている日がある。

以前の予告の日、その時は、

「そうならなかった」

 

さらにシリウス先輩は、こう続けた。

「決まっていることがある。

3年経ってのそのインパクトをもって、深さをもって、僕に会った。

3年必要だったんだとも言える。

もっと上で決まっていることがあるから、それが現れてくる。

その範疇を超えること。

いつのまにか変わっていくよ。

それがなくなると、なんでこんなこと思ってたんだろう?ってなるから」

 

シリウスの前は、プレアデス。

仲良しの時だ。

彼なのかどうかは、これからわかる。

私はもうどうこうしようとする気がない。

透明で、ただ、一緒の意識があるだけだ。

内側の彼、赤ちゃんの彼、それは、

どんなにやってもなくならない。

 

卵が先か、ニワトリが先か。

 

この核があるから、この展開なのか。

それとも、この核を経験するために、あの人なのか。

 

これからわかるってことだね。

 

「エネルギーが変われば、結果が出るから。

粉砕したもののデトックスで、しばらくきついかもしれません。

全身巡るからね。

その後、変化の兆候が出たら教えください。」

 

翌日は、頭にエネルギーが集中し、

ぼーっとする。

体のあちこちが痛みだるかった。

 

さらに翌日には、夢を見た。

 

私は海につかっている。

左手を伸ばしてて、その手のひらに

イルカの背が当たる。

つるっとした感触まである。

そのイルカは、スーッと泳ぎ、向こうに一周回って私に近づいてきた。

顔を出して、私にチュッ!とキスする。

ニコニコしたような笑顔の、

真っ白いイルカだった。

 

その夜、私は発熱した。