I Love Serendipity.

私のツイン体験記

★296話★イザナミ 逃げるイザナギの背を射抜く その①

※ご本人の了承を得て、書きます。

 

3月の頃、公式LINEを募集し始め、

そこにメッセージがやってきた。

 

要約すると、

そのメッセージの主は、私にこう送りました。

「″ツインフレームと出会っている″と言われた。

不可解なことがたくさん起こっている。

これは一体なんなのだ?」という

メッセージだった。

もっと丁寧な言い方ですよ、もちろん。笑

 

エネルギー交流の記事をきっかけに、

私に辿り着いたと言っていて、

少しやり取りをして、私の直感はこう言っていた。

「この人のはそうだ。

私の待ってたものがやってきた」と。

 

私はいずれ、ツインフレームに出会った人に、

惑っているときは、導きを与えることになるのだろうと

なんとなく思っていた。

 

ここでいうツインフレームは、

何人もいると言ってるのではなく、

たった1人の相手である。

今は手垢まみれになっている、

ツインレイという言葉とは、

一線を画してお伝えしようと思う。

 

これからそういう人が、

たくさん増えていくと思う。

到底普通の恋愛ではなく、

霊的真理から外れることは出来なくなる。

一度出逢えば大きな運命と宿命が動くから、

自分を超えた大きなものが動いていると感じるし、スピリチュアルなど知らなくても、

その感性は、エネルギー交流を通じて開いていく。

アセンションが始まるからだ。

 

とことんまで自分の真実と

向き合うことになる相手だと、私は思う。

 

このひとは飛び込んでくるように

あっという間に私のクライアントとなり、

一旦お休みしていたメニューを復活させ、

私自身も決して逃れられない形で関わることになった。

 

さて、ここではベルさんと呼ぶ。

彼女と話す時にいつも頭に流れる音があった。

表現するのは難しいけど、

宇宙空間に流れるハーモニーの音だ。

私がセレーネさんと一緒にさせてもらった、

ワークの時も同じ音がしていた。

ご両親が名前をつけた、

その意味が伝わってくるようだった。

 

宇宙の采配のすごさを、

ハイヤーセルフの導きを、

お互いに感じることになったのです。

 

彼女が私のところにたどり着いた経緯を聞く中で、

彼女にもたらされてたメッセージが、

私にとっても答えになっていました。

なんとなく私が思ってたことを、

そのメッセージで目にすることになる。

 

降りるということは可能だけれど、

魂の約束を破ったら、

とても運気が落ちるだろうなって、思っていた。

自分で決めてきたことなのに、

逃げたらどうなるんだろうってね。

 

ハイヤーの導きがしっかり入ってると、

最短で必要なところに結び付けられる。

たくさんの情報や人がいる中で、

私のところも、その前に行ったアカシックの情報も純粋な情報に、すぐにたどり着いてるのがわかった。

そして、そういう相手の場合、現実の展開がとても早い。

ご結婚してる彼女は、その人と出会ってから、

数ヶ月で別居から離婚まで整うことになる。

その移行期間の彼女の変容を

(その相手との仕事に対して覚悟を決めて

スタートする)サポートするため、

私があてがわれたように感じたのだ。

(ちなみにラファエルくんは、離婚が成立してから2週間で私に会ってる)

 

ベルさんが、私が伝えたことと、アカシックの方が伝えたことが同じだと言って、送ってくれたもの、そのまま引用します。

ベルさんは、どんなに辛くても彼との関係を自分から切るなと、その方から忠告を受けたそう。

ちなみに、ラファエルくんも同じことを、当時一緒に活動してた方から言われたと話してた。

どんなに辛くてもやり遂げなさいと。

「昨日伝えておけば良かった、とふと思ったことですが、 例のアカシックの方が言っていたことで印象的だった(natsuさんがおっしゃってたことと重なるなと感じた)事ですが、 以下引用です 「ツインフレームなどくらいの出会いを自分で切らない方がいい理由は、それが天との約束だからです。 ソウルメイト(その方は私の夫のことはソウルメイトと鑑定されてました)とも同じく生まれる前に約束してくることもあるけれど、

それはお互いの個人的なカルマであったり

家系のカルマ解消であったりすることが多く、

反故にしてももう一度別の誰かとやり直せることが多い(natsuさんも、戻ることも出来る、って言ってたか💡と) でも、ツインフレームなどのカップルは社会への(natsuさんは地球っておっしゃってましたね🌍)影響力がとても大きい。2人が繋がることで社会に良い影響をもたらすポジティブな契約を天としてきている。 そのつながりを自ら切ると、生まれる前にしてきた神聖な約束を棚上げすることになるし、それはそのまま自分の使命を生きていないことになって、 こういう言い方が適切かわからないけどエネルギー漏れ(?)のようになって、あなた自身の運気もかなり落ちます」

 

ベルさんは、何から何まで、

ラファエルくんとそっくりだった。

ちょっと似てるのレベルではないわけ。

男女の違いがあるくらいの、

90%同じってくらい似ていた。

 

今までもラファエルくんに似た人たちと

やってきたけど、パーツパーツがある感じで、

こんなにそのものの人はいなかった。

これまでの、その比じゃない。

私と出会う直前まで彼がしていた結婚生活も、

かなり近いものだったと思うし、

その配偶者の親子関係や、

状況までほとんど同じだった。

こんなことってある!?というほど。

愕然とした。

 

そして、よりにもよって、

ベルさんはツインフレームの彼と出会ってて、

その相手に対する心に湧き起こる気持ちも、

体に出てくる反応も、それまで似ていた。

だから、私が知らなかったというか、薄々感じて受け取っていたラファエルくんの気持ちを、

ベルさんがベルさんの話をすることで、

私はラファエルくんのことも理解していった。

彼女が話すことが、

ラファエルくんとシンクロしていたのだ。

のちに種明かしを彼女にするが、

ベルさんも、ラファエルくんの言葉の裏にあるものがよくわかると言ってるわけ。笑

その言葉、ラファエルくんが言ってたなと

思い出さざるを得なかったんだ。

 

彼女の置かれた環境や育った環境、

苦しみ、苦悩、悲しみ、怒り、愛や思慕、

素直に表現できないところや、求めていること、カルマまで似ていた。

 

私はセッションで話を聞きながら、

その話が深まるにつれ、これは私のミッションでもあることがよくわかっていった。

だけど、彼女は私のクライアント。

個人的な気持ちをぶつけるわけにはいかないと思ったし、それでも私に出てくるものがあった。

ものすごく嫌だったんだ。

ラファエルくんと同じ王のカルマの、

魂の系譜を感じる深い闇を目の前に、

悲しみと逃げたい気持ちが出てきた。

またか。また、このまとわりつくような、

あの姫の地獄と同じ体感をするのか。

一緒に落ちたらどうなるのか。

いろいろなことが頭をよぎった。

このタイミングでこれを見てるということは、

彼は今もいまだにこうなのか?とか、

出てきたのだ。

それならムリじゃないか、とか。

私はやっぱり、彼と一緒にやりたいという

希望を持ってることを直視もした。

その私の思い通りにしたいことが、

崩れるかもしれない。そんな不安。

 

一番辛いと感じたのは、

彼女が自信がない、と崩れるように

なるところだった。

親子関係での自立ができてないから、

自分で自分に許可が出せない。

正解が欲しい。許可が欲しい。

すると、罪悪感が強くなる。

罪悪感が強いと、人との関係に逃げ腰になるし、

男女に限らずパートナーシップでは、

親密になることそのものに恐れが出る。

 

私が、その人の発してることと、中心にあることのズレを伝えることは、批判ととり、

崩れるようになったり、許可を求めたりされると

それが一番辛いと感じた。

私はラファエルくんに出会った頃に、彼はどう受け取ったのかは、もしかしたら真逆だったかもしれないけど、あなたは素晴らしいんだよ

ということを伝えた。

一番最初に伝えてたことだ。

どんなにまわりが認めていても、

私が認めていても、自分が自分を否定して、

自分を許していないと、

相手を受け止められないからだ。

みえないのだ。

そして、相手の承認に軸を持ってると、

それが揺らげばあっさり崩れ落ちるのだ。

 

これを変容させるのは、

この課題を乗り越えるのは、

実は自分自身にしかできないのだ。

 

ラファエルくんは、1年半前、

彼のうちから出てくる魂の痛み、

恐怖に耐えかねて、私の前からいなくなった。

私の言葉がわからない、理解できない。

ドキッとすると言っていた。

自分で自分を責めていたんだ。

 

 

私はラファエルくんと会ってる時、

受容を心がけてたけど、

それがそれでよかったわけじゃない。

私は彼の中の魔をわかってたのに、

それに対して理解者のふりをして、

向き合わなかったんだってことを理解した。

なんで?って言えば、怖い存在と言われたくなかったんだなってわかった。

なんでも受け入れるという優しいのがいい女のイメージだったし、そうやってなじられてもきた。

その言葉の呪詛が、身体に残ってる。

私はそれまでの私の歴史で、物事をはっきりいうから、男性から怖いとか、海外に行けと言われたりもしてきた。

曖昧で従順を好む、これまでの男性社会の中で、

それなりに苦労してきたんだ。

だから失う恐怖から、

私の軸からずれたことをしてたんだと、

それを理解した。

 

でもさ。

自分で立つ力をくじかれた人に、

本当は立ちたいと思ってる人に、

それでいいんだよ、はないよね。

 

あの時、彼は誰よりも、

自分の情けなさを痛感してた。

私は逆。彼はできるって信じてた。

彼は自分で言ったことをやるって。

私は一度も彼との関係について

要求したことがなかったけど、

そう言ってくれたから彼の意思だと思ってたんだ。

でも本当の彼の姿を、

認めてなかったのかもしれないし、

受容の態度をとりながら、

私の希望を叶えたくて、見ないふりして

真まで受け入れてはなかったんだと思った。

彼は一生懸命私の前でカッコつけてたんだ。

できるという姿は、私の期待だって彼は思っていたよう。

なぜなら、自分にはムリ。

彼自身はその時点では

できないって思ってたようだったし、

彼がやり残してることがあったのだ。

 

そのことまで、ベルさんとシンクロしていた。

諦めてしまったことを、

取り戻しに行く流れが始まってた。

自己表現の第3チャクラのテーマだから、

それは仕事としてくる。

 

今回、ベルさんからの「変わりたい」

「今の状態を抜け出したい」

という正式依頼を受け、

私はとことんまでここに向き合うことになった。

自分で受容することに軌道修正をし続け、

私のハートに映し出されるままに、

湧き上がるまに伝えていくことをコミットした。

 

鏡になってる時、相手のエネルギーで、

私に湧き上がるものは変わってくる。

それを観察することで、相手がどんなエネルギーを発してるのかもわかってくる。

 

本人にとっては、ショックだったり

キツイ内容もたくさんあったろうと思う。

ストレートに伝えていったからだ。

私はそのまま出すのは愛なんだなって、

それがとても腑に落ちるようになる。

 

ここで、ラファエルくんと喧嘩別れする時に、

私が言い放った言葉が、成就することになる。

「変わりたかったら私と向き合え!」

 

真の自分から逃げつづけたら

自信など生まれない。

言い訳がなくなるまで準備などしていたら、

いつまで経ってもその時などこない。

それに、既読スルーを続けた彼に、

悲しみと怒りをあらわにした私の姿は、

長年自分の気持ちを無視し続けた、

ラファエルくんの心そのものだ。

 

相手と自分を信じて、

全開で私の火のエネルギーを出すことになるが、

ここで私の恐れ、恐怖も炙り出されていくのだ。

火のエネルギーに耐えられないのではないか。

 

火のエネルギーは、男性性のエネルギーで、

自立していく時にはこれを立たせていくが、その前に自分の女性性を受け入れていくフェーズがある。

おのれの中の、ウジムシまみれの

鬼となってるイザナミを抱きしめる。

 

目の前がどのように見えても、

私自身を信じ抜くこと、

彼を宇宙の采配を信じること、それから、

目の前のベルさんの力、想いを信じること、

そこに直面することになった。

 

私は魔を逃さない。

魔とは、その人の中のズレに存在し、

その人を闇にとどめる存在だ。

言葉を使い、その姿を明るみに出していく。

魔は、光の中に出たら消えていくしかない。

光に戻るしかない。

 

ベルさんともそのフェーズが来た。

 

自分を偽って生きてきたら、

抵抗して見ないようにしていた

その人のハートの蓋がオープンになる時、

一度は奈落の底へ落とすことになる。

まるで死の中のような何もできず、

ピタリと止まった中漂うような時間を過ごす。

 

かつて、私にその姿は見せなかったけど、

ラファエルくんは、私と連絡を絶って、

そのような時間を過ごしていたようだ。

 

イザナミは、黄泉の世界へ誘うからね。f:id:natsumikan7373:20220527223136j:image

つづく